さて、ラーメン記事が続いたのでここで大好きな航空機に付いてです、。
勿論鹿屋にいたわけですから航空基地資料館ですよー、、。
川西二式大艇を始め野外展示が充実しているのだが、今回比較的新しい二式大艇以外は放置展示でかなり残念な状態になっています、、。
そんな中にあるこいつ、私の大好きな対潜哨戒機、P2Jだ、、。
機体表面は輝きを失い残念な状態、朽ちていくのは見たくないですから一日も早い予算付をお願いしたいです、、。
他にもたくさんの機体が野外展示でこんな状態ですからね、、。
この機体は戦後米軍より供与されたロッキードP2V7という機体を元に川崎航空機(現川崎重工)が設計し製作された国産機である、、。
機体は約1メートル延長されエンジンはターボプロップのアリソンT64になり補助エンジンも国産のJ-3になっています(しつこくなるのでこれ以上は割愛です)、(笑)、。
実はこの機体のカットモデルが建物内に有って機首部分にアクセスできるんですねー、、。
これが私的に好きで、実は何度も来ているんですよ、、。
館内展示の様子です、、。
で、何が楽しいかってーと、この部分に乗れるんですねー、、。
そう、機首の観測室に着座できるんですよー、、。
カットされた後ろはこんな感じで、、。
左下のトラテープが張ってあるところが侵入通路です、、。
ここから四つん這いになって入っていくんです、、。
途中はこんな感じで、先端部分へ入っていくんですね、、。
かなり狭くて、ここをガタイの大きな米兵が這っていったというのが何だか信じられませんが、。
軍用機は必要最低限の設計だし、小柄な隊員を配せばいいのかとも、、。
着座するとこんな感じの視界だ、、。
前方の写真がほつれちゃってますね、こんなのも補修しないとですよ、、。
でも何となく緊迫感は伝わってきます、。
良い眺めですが何かあったらひとたまりもない部分ですから、、。
離着陸時は後方の席に着いて、任務時だけこのポジションに座ったんですね、。
見下ろせばこんな感じ、、。
そう、当時も簡単ながらレーダーもあったし海中投下のソノブイもあったのですが、、。
目視での潜望鏡監視の為にこの位置での観測も重要な任務でした、、。
もちろんこれは災害時にも重要で艦艇の転覆や航空機の墜落などでの被災者の捜索も重要な任務です、これは現在でも変わらないですね、。
着席すると左手にジョイスティックが有ります、、。
これは翌端にあるある探照灯をコントロールするもの、夜間時は海面を照らしていたんですね、。
なかなかに興味ある展示ですよ、これは貴重かつ楽しい展示ですねー、、。
勿論コクピットにも座れます、、。
アナログ計器が並ぶレトロな計器盤、現在はグラスコクピットといってタッチパネルモニターが並んでいますからね、、。
久しぶりですが堪能してまいりました、、。
でもここの本当のメイン展示はゼロ戦なんですね、、。
錦江湾と吹上浜で引き揚げられた53型と21型から三菱重工の協力の元鹿屋基地の整備課により合体複製された52型丙で、これが目玉展示です、、。
これに付きましては次回にという事で、、。
知覧の圧倒的な実機や特攻関係の展示には及びませんが、、。
こちらにも多くの若くして散っていった方々の遺書や手紙が展示されております、、。
戦争の悲惨さを忘れないために、とても重要な展示施設だと思います、。
もし近くに来訪する時が有りましたなら、是非とも来館していただきたいと思います、、。