本年度の人とくるま展、そのオープン時より話題になっていたダイハツの展示、、。
毎年某企業の出展で会場入りするのですが、正直オープン直前まで知りませんでした、、。
なので最終の撤去時に見に行くことに、。
こんな歴史的に貴重な車両を真直に見る機会はなかなかないですからね、、。

ガバリとオープンで展示されていました、、。
いやぁ、1967年の日本グランプリ時の仕様で、ダイハツ研究所の手によりレストアされた4車体は正に光り輝いておりましたよー、、。
それも走行が可能の状態までレストアされているという、、。
今回ダイハツがこの車両だけの展示というのはお調べいただければお解りですよね、、。
温故知新と言うか、当時の技術が今にも継がれているといった内容で紹介されていました、、。
やはり注目すべきは当時よくスペックが分からなかったエンジンだ、、、。
コンパーノベースかと思ったが全くの新設計のエンジンである、、。

砂型の痕跡もなまめかしい、正にワンオフで作られた凄みが伝わる、、。
ツインチョークのソレックスに取り付けられた短いファンネルが高回転を示唆しますねー、、。
GP1クラスでの参加でエンジンは1.3リッターだ、、。
しかもDOHCの4バルブと本気の設計である、、。
今回展示に設計図も展示されていました、、。

クランクシャフトも描かれており、青焼きの図面は手書きで、。これで製作してしまう当時の職人さん方も素晴らしいと思う、、。今の方達では3D CADが無いと到底無理だろう、、、。

コクピットもしっかりと再現、、。
消火器が時代を忍ばせますねー、、。
計器類も現代の物と比べるとシンプルで、正に男の仕事場です、、。

ウインドウなどのアクリル関係も今回ちゃんと型を作り出したか奇麗に再現されています、、。

テールも美しい、市販車の流用のランプ類も良く再現されていますよー、、。

最後は各パネル類がFIXされた形で撮影できました、、。
欧州のレーシングカーに比べて車体に比して車幅がナロウなのがなんだか当時の日本の国情を表しているようで何ともですが、、。
ともあれここまでのレストアで、さらには走行も可能までの状態に再現をされたダイハツにはあっぱれを10っ個くらいあげたいでねす、、。
先日の滋賀でのイベントでも走行を披露したという、、。
この後も各地(美保で走るらしいです)のイベントでもその走行を披露するという、、。
欧州のメーカーでは当たり前のように保存されているこれらの車両、、。
日本でも今後もっと引き継がれていっていただきたいと思います、、。
P-3見たいですよねーーー、、、。
P-5につきましてはsarthe24さんの過去ログに詳しく有りますので、よろしければご参考に、、。
sarthe24さん、勝手に申し訳ありません、微に入り細に入りの記事なので紹介させていただきました、。
この車が実際に走る姿も、何とか見てみたいものですねーー、、、。