先日の広州の帰り、機内ではいつも映画を見る、、。
今回は行に関ヶ原、帰りはトリガールと(太鳳ちゃんかわいいですよねー)、、、。
このトリガールが早く終わったので他を検索していると、ええっってのがひっかかった、、、、。
懐かしのワールドプロレスリングだ、、。

当時のテープなので当然画像も悪いのだが、この機体、20年は経っているのではというロートル767で(ANAでですよー)、ティスプレイの画像がかなり低いのでご了承ください、、。
で、取り組みがねー、、。若鷲坂口征二×アントニオ猪木である、、、。
もう一つは昨年の東京ドーム、。オカダ・カズチカ×ケニー・オメガだ、。これリアルで見ているんですねー、、。
毎年舎弟分がチケットを取ってくれている、これに関してはテレビでも見ているので端折ります、、。

見てみてー、当時を知る者にとってはたまらない映像がぁぁぁぁぁ、、、。
坂口が当たり前だが若ーーーい、そしてでかーーーーい、、、。

試合開始から目が離せない、なんとも言えない緊張感がこのころのプロレスにはあると思う、、。
がっぷりの取り組みでまずは力業の応酬だ、、、。

柔道の日本チャンピオンである、坂口の絞め技はとても説得力がある、、、。
こっちも思わず力が入る、、、、。

フルネルソン一つとっても思わず見入ってしまう、、、。
グラスを持っ手も止まってしまうのだ、、、。
絞め技の応酬でこの試合、一度もロープには飛んでいません、、。
まさにリアルガチの攻防だ、ひょっとしてセメントだったのかもです、。

後半は猪木が下半身に活路を見出すべく坂口の長い足を責める責める、、、。
なんとも理にかなった攻撃で説得力は充分だ、、、。
インディアンデスロックからブリッジで首を取る、、、。

猪木の柔軟さが如何なく発揮されている、見た目も派手であるが何よりとても痛そうなのがこれまた説得力だ、。
昭和のプロレスはもちろん投げ技や飛び技もあるが、この70年代の技は見ていても痛いものが多い、。
事実学校で友人と真似などするとそれはそれは痛いものだった、、、。
そう理にかなっている攻防なんですね、説得力と書いたのは昨今の物がそんなにダメージあるのか???といった終わり方をするのが多いから、、。いわいるしょっぱい試合である、、、。
この試合は最後珍しく猪木が四の字固めという古典的な技をかけ、それを坂口が絶えているところでタイムアウト、、、、。

最後若手が入ってきて四の字を外すというお決まりのシーン、懐かしいなぁこれも、、、、、。
いやノスタルジックになっているわけでは無い、この試合はその手の評論家によってかなり吟味されての掲載だと思う、、。ANAが使うわけですからね、、。
いゃー肩に力が入ったぁ、、、、。
場内も昨今のスタンディングの大騒ぎと違ってリングに集中している、、。
シーンとして食い入るように見入っている、そして要所でおおーーーーーっと、、、、。
技が決まった時の声援は昔も今もだがその質も違うようだ、会場の男女比率も影響しているようですね(当時はほとんどが男と男子)、。
現代のプロレスはどうだ、、。
ヘビー級とは思えないようなスピードで展開される、とにかくよく跳ねよく飛ぶ、、、。これは対戦相手がケニー・オメガだからなのだが、それにしてもジュニアヘビーのような試合だ、、。でもそこはヘビー級、迫力はかなりありますよー、、、。ラ・ケブラータ等の飛び技を受けるのも手慣れたものでうまく衝撃を分散させている、この辺も流石にプロなのだが、。ああ、うまいなー・・・・・なんて見てしまう、、、、。そう、昔の我々世代のプロレスファンは子供のころプロレスごっこを結構ガチでやっていたのでその技の痛さがわかるのだ、、。もちろんブレンバスターとかバックドロップといった危険な技はやっていない、当たり前ですが、、。だがキーロックなんて地味な技でも手が白くなってじんじんしてくる、、。コブラツイストは脇腹だ、フィギィアフォーデスロックも脛がとんでもなく痛い、卍固めもサソリ固めもどれもみんな痛いのだ、、、。だから見ていて力が入る、肩がひじょーに凝るのだ、、、。平成プロレスも良い試合であった、最後オメガの粘りもとても良かったしね、、、。
でも痛みがわかる、力が入りまくるプロレスをもう一度見てみたいと思った次第である、、。