レトルトカレーで最近このようなシリーズが展開されています、、。
2011年より毎年開催されている東京、いや、全国でも一番の超激戦区である神田地区、、。
その中での一番を決めるという神田カレーグランプリがそれである、、、。
初回の優勝店はボンディさんである、、、。
欧風カレーの祖として現在も神田地区で2店舗展開する重鎮、地区以外にもここ出身の修業店が多くまさに誰もが納得の受賞であった、、。
次、2回の優勝店はマンダラさん、ここもまたスパイスを効かせた本格カレーで人気の店である、、。
今回このシリーズのカレーがレトルトで出ていたのて゛食べてみた、、、、。

誇らしげに優勝の文字が映えるパッケージだ、、、。
シリーズはもっと出ていますが、今回この2点だけにしたのは訳が有る、それは後記で、、。
まずは第1回優勝のボンディさん、、、。

パッケージにはチーズカレーとありますよね、、、。
でもボンディさんのカレーはライスに細いチューブで絞ったようなチーズがかかっているんですよね、、、。なのでこのようにルーにチーズが入っているものでは無い、、。
流石にレトルトでの再現は無理なのでこのようにルーに入れているのでしょう、、。
その味は正にキングオブ欧風カレーのボンデイさんにとても近い、、。うんうんと、頷きながら食べましたよー、。
そう、、これこれってねー、、、、。チーズがやはり少し主張しすぎる以外はよく出来てるなー、おいしー、、、、、。
ここボンディさんは私のカレーに対する一つの指標でも有ります、これが有ってこそのトプカさんへの高評価なんですねー、、。
さて第2回優勝マンダラさんはどうでしょうかねー、、、。

緑色っぽいルーはすでにとても良い香りがしていますよー、、、。
いやぁ、参りましたこれは、、。とってもスパイスが香ってる、、、。
一番に来るのは定番クミン、これを主張した構成になっていますねー、、、、、。
自分で作った時にクミンとコリアンダーを効かせた時にこんな感じになります、、。
もちろんそんな素人のカレーとは違い、もっと複雑にスパイスは絡み合っています、すっとするカルダモンももちろんで、緑の元はホウレンソウなどの葉物野菜だ、しかもしっかりと鶏や豚などの動物系も下支えしている、。
これかなり旨いです、見つけたなら是非とも食してほしい、、、。
鶏肉も胸肉ですがごろっとはいってて、通常よりも多めのご飯でもルーが足りなくない(つまりはルーの味が充実しているという事)、満足できるものと思いますよー、、、。
この神田カレーグランプリ、この後100時間カレーB&Rさんに関西よりの上等カレーさん、なんと日乃屋カレーさんなども優勝している、、、。
カツ等のトッピングをメインに展開する、しかも資本系での店が急に進展と、完全に興醒めする展開になっています、、。
確かに現在のセントラルキッチン(工場で作って支店へ配送する)物はかなりおいしくなってきてます、それは否定しません、。常に安定した味が提供できるというのも納得です、、。
でもなんだか夢がないじゃないですかぁ、個人店で追求しながら頑張っている店も沢山あります、、。
リーマンさんや学生さんがメインのここ神田地区ではありますが、これでは全国的に完全に誤解されてしまうと思うんですね、、。
確かに彼らが日常欲するのはそういったコスパを優先するもの、当たり前ですよね、。でもですね、グランプリというからにはやはりね、、。
店主の気が伝わる、そんな名店がひしめき合う神田という地区が、、。
切磋琢磨して進展するような企画であってほしい、、。
と言いながらこのレトルトカレーは大手の製作ですが、、。
でもちゃんとかなりの再現度で美味しいですよー、、。
機会が有ったらお試しあれです、、、、、、。