はい、昨夜無事に戻ってまいりました、、。
今回は順調に進み、帰りは午後4時の便だったので午前中は念願の上海博物館へ行って来ました、、。

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建物は大地を表す四角と、天空を表す円を組み合わせて作られたた建物です、、。
外観からは収蔵展物13万点というほどの規模ではないような気しますね、、、。事実中に入ってみても期待するほど大きな施設ではありませんでした、、。
ですがその展示内容は正に圧巻で、さすがに歴史のある国は違うと実感いたしました、、。

テーマごとに展示されていて、4つあるフロアに割り当てられています、、。内容はネットで調べればすぐに出てくるのでここでは割愛いたします、、、。

私の興味を引いたのは何といっても古代の青銅器を展示した1階と、景徳鎮に代表される2階の陶器、。
それに玉(ぎょく、ヒスイ)の装飾品に少数民族関係の4階の展示だ、、。

その圧巻の展示品の中から、まずは 一番興味を引いた古代青銅器だ、、、。

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これは酒器だそうで、こういったものがたくさん展示されています、、、。
その精巧な作りに思わず見とれてしまいます、、。

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これは飯器との事で食べ物を入れる食器、蓋とも精巧にかみ合い取っ手なども別パーツで作られているよう、。
砂型なのか粘土型なのか、とにかく型の精巧さがよく解る作りだ、、。

いろいろとみていると気になってくるワードに気が付きました、、。

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これとか、、、。
これなんか、。

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そう、顔なんですね、、。

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この模様は日本の唐草模様のルーツだそうで、もともとはヨーロッパからペルシャなどを伝って来たものだという、。
いや、それよりもこの顔である、、、。

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頭の装飾と共にほかの文明で同じようなものを見たことないですか、、、。
私はこれみてインカ文明の装飾物などを思いだとしました、似ていないですかぁ、、、。

これらはすべて紀元前のものなんですよ、最初の方の酒器や飯器はなーんと紀元前1000~1300年前のものなのだそうです、、。つまりは3000年以上前のもの、、。
そのころの日本はまだ縄文時代でしたからね、その進んだ文明にとっても驚きました、、、。

紀元後数世紀を経たころになると、、、。

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このように精巧な芸術品が作られています、、、。
デザインという部分でもこれなど、、、。

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器ではあるのですが、なにか世界観があるというか、宇宙を表しているような、。
こういうのを見ると基本的なところはそれほど進化していないんじゃないかなんて思ってしまいますねー、、。



さらに少数民族に関する展示コーナーでは、、、。

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左はチベット方面の衣類、右もやはり奥地のもののようです、、。

私ここでもおやっと思っちゃいましたよー、、、。
右の衣装はアイヌの方々の民族衣装にどことなく似た文様ではないでしょうかね、。

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これも左のものは中国奥部の民族衣装であるが、手前のものはよく見るとやはりどことなく、、ね、、、。
交流は史事に残るもの以外にも沢山あったはずですから、こういった文化もどこか接点があったのでしょうね、。


そんなこと考えながら見ているとあっという間に時間は経ちます、、。
焼き物や、、、。

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これら国宝なんだろうなぁ、、、、。
陶器など普段興味はないのですが、見ていてその美しさに圧倒されますねー、、、。

精巧なヒスイの装飾品とか、、。

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貨幣のコーナーにあった数々の古銭や紙幣など、、、。

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日本統治時代の圓(円)も有ったり、、。
紙幣の原板が有ったり、、。

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石仏や木仏など、、、、。

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手の形が我々が良く見る日本のと違うんですね、、、。
同じ北流仏教ですが、日本のは伝来がまだ新しいので違うようですねー、、、。


いやあ、時間が有ったらもっとゆっくり見たいですねー、、、、。
日本語の音声ガイドもレンタルしているので(40元で別にデポジットが400元かパスポート)これ聞きながらじっくりとまわってみたいです、、、。
先に書いたように施設自体はそれほど広いわけではないので、逆に効率よく見学ができますよ、、、。



勉強になってとってもよい経験をしましたよ、こういうことって生きていてとっても大切なんだと思いますねー、。