先日の中津川出張、仕事自体は結局解決せずに仕切り直し、、。
でもお目当ての物は食せましたよ、、、、。

中山道から駅前へと続くメイン通り、アピタのはす向かいにある鰻の名店山品さんだぁ、、、。

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夜も更けて、機は熟した、、単騎突撃である、、、。
店内入るとすぐに女将さんが、あらっ、、、と、。厨房覗くと店主が手を振ってます、、もうすっかり覚えてもらっていますねー、、。

ではまずは瓶ビールを一口、、。先鋒はうざくだ、、、、。

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岐阜は中京地区であるが関西文化が結構浸透しています、、。この辺は無いですが郡上八幡あたりだとおおきにって言われますねー、、。
なので鰻も関西風、蒲焼は蒸さずに外はカリッ中はフワッと焼かれています、、、。
でもね、このうざくは関東風の蒸した柔らかなのが合うかなぁ、、主感ですがね、、、。

前に来たときは昨年の夏、その時は連れも一緒だったので、予約して3000円のコースを食べたのだが、、。
これがうざくに始まり汲み豆腐、肝焼き、う巻、白焼きに柳川と最後のひつまぶしまでたっぷりで食べきれなかったでした、、。
 今回は一人なので単品で注文、、。そうすると料理一つ一つがコースよりも多くて、これが後に難儀します、。

で、コースでもあった汲み豆腐、、、。

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店ではこれ、湯葉豆腐と言っている、、でも湯葉じゃないですよ、、。ただごま豆腐みたいにくずが使われていてつるんとした食感だ、、。黒蜜と黄な粉をかけたデザート豆腐もこれがベースであります、、。

更に肝焼き、、、やっぱこれは外せないでしょうねー、、、。

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七匹分入ってます、、こんがりと焼かれて蒲焼のタレですから、、絶対においしいですよねー、、。
山椒を大目に振りかけて頂きますよー、、、。うまーーーーい、、。
この辺だとすでに日本酒になっております、、。

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地酒の七笑です、、徳利になみなみと入ってますよー、、。これまた旨い、、。
口中に広がる米の旨み、鼻に抜ける糀の香りと、、、もう最高ですねー、、。

こうなったら行っちゃいます、もうここはこれ行くしかないでしょう、、、。
白焼きです、、、、。

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この白焼きに関しては関西風が美味い、、。周りのカリッとした香ばしさに中身のふわりとした食感で、、、。脂も程々に落ちて何とも言えませんねー、、、。日本酒にこれほど合うアテはそうそうないですよー、、。
いやあ、、もうね、、一人ちびちび七笑を飲みながら、思わずニンマリしちゃってます、、。

さて、〆はどうしましょうかねー、コースだと小さなひつまぶしで、最後は出汁かけてーのでうな茶なんですが、。
単品だとそのメニューは有りません、、、。
ご飯物のメニュー紹介すると、、。

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結構安いんですよ、、、。ボリューがかなりあるのにこの値段だ、、、。

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特上二段丼で3000円ですよ~、、、東京だったら普通のうな重でその位ですから、これだと5000円以上するでしょうねー、、。

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飲みの〆には山品セットと言うのが有るのだが、これだと汲み豆腐が重複しちゃう、、。
残して良いからほいほいどんはと、、ならばそれにしましょう、、。

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おっこりゃいい感じですねー、、、。
本当の関西風だとふたを開けた時に鰻は見えないんですね、ご飯に挟んであるんです、、。
そう、配膳されるまでの間ご飯の間で蒸されてくるの、これでしんなりとした蒲焼になるのだ、、。
なのでうな丼の事をまむし丼と呼びます、、。でも最近は上に乗っているのが主流になっているようですねー、。

ブロ友の九州は柳川のトンボさんの地元では鰻のせいろ蒸しってのがあるんですね、、。
お重じゃなくって日本蕎麦に使う蒸篭にご飯と蒲焼が入っていて(もちろん日本蕎麦とは違い底が深い方を下にします)、。これを積み上げてしたから蒸気で蒸すの、、、。
そうするとね、蒲焼のタレと鰻の脂がご飯に浸みて、炊き込みご飯みたいになってとっても美味しい、、。
もし柳川に行った折には是非とも味わっていただきたい鰻料理です、、、。

さて、当然ご飯は全部食べられませんでした、店主にすみませんと言うと、あれだけいろいろ食べたら無理ですよーだって、、、。
今日は派手なジャンパーですねーと、始めて来た時にナスカーチームのジャケット来てたのを覚えてくれてます、。今回はレッドブルのでしたから、ちょっと派手さが足りないと指摘されてしまいましたぁ、、。


鹿児島は鹿屋のもつ焼き屋さんとか、尾道の割烹、信州大町のおばあの店にここ中津川の鰻屋さんと、、。
仕事がらみで菅この後私的にも訪れたりして、地方に馴染みの店が有るというのもこれまた贅沢という物でしょうねー、、、。

おいしかったぁー、、ごちそうさまー、、、。