新宮市のビジネスホテルに泊まり、地元の寿司屋で紀伊の海産物に舌鼓翌日、。
いよいよご対面です、それは、、那智の滝なんですねー、、。
ここは前々から行きたいと思っていたところ、念願叶うです、、。
那智大社へ行く出前に運転しているとそれはいきなり現れた、、。

駐車場へ車を停めて、100メートルほどであろうか、古い急な石段を降りると正面に、、、。

いやこれは凄いですよー、見上げるほどの大瀑布だ、、、。
展望台が有ってここよりさらに近づけるようで、300円取られるのだが行ってみる事に、、。
途中に神水飲み場と言うのが有り、100円取られる、。でもその水を飲むときに使う杯を持って帰れるという、。
当然飲みましたよ、ほとんど味という物を感じない、正に神水でしたねー、、。
で、滝直前の展望台より、、、、。

この画像からはこの感動をほとんど伝えられません、。もうね、かなり上を見上げるの、。
このように広角で撮っちゃうとこじんまりと収まってますが、本物はそんなものじゃない、、。圧倒的な迫力で迫って来ますよー、、、。
何と、この時も朝一だったからというのもあるし、お年寄りも多くこれからさらに上がるってのも有ったのでしょう、。この場所には私一人のこれまた独り占め状態、、、。しばし滝音だけが響き渡る静粛な世界を堪能できました、(日ごろの行いの良い証で証ですねー)、。
帰りは当然石段を登るのですが、これが結構きつい、。昔のこういう石段って修行の意味もあるのでしょうか、当時の日本人ではかなりきついと思う、、。
お年寄りの方々は膝に手を付き押し出すように少しづつ上がっていましたよ、1/4ほどでもかなりきついよう、。こういう場所は体が動くうちに見ておくものだなとつくづく思いました、、、。
さて、次は那智大社です、、。山門入口に付くと、駐車場への誘導で、それぞれのお店の方が手招きしている、。
離れたところで400円、一番近くて600円と、、、。さて、どうするか、、。周辺地図を見るとかなり階段で上がりそうだ、聞くと470段上がるのだそう、御信者さんなら当然そちらを上がると思うのだがこちとら観光客でございます、、。よく見てみると、山道右手に何やら料金所のような物が、。なんと600円払えば本堂のすぐ脇まで行けますよと、、。ならばこれ行くしかないでしょう、、、。すいすい上がって着きました、、、。
先ずは大社御本殿から、、。

高野山のきりっとした荘厳さと違い、何故かのどかに感じます、日当たりが良いからかもですね、。やさしさすら感じるような、とってもホッとしますねー、、、。
昔この地に漂着した神武天皇が都への帰りの途中この那智の滝を見つけ、これを神であると崇めたと、、。そしてこの地よりの帰り道、どちらへ行けばと迷った一行に、、。三本足のカラスいわいる八咫烏が現れ、道案内をして無事都にたどり着いたことから、険しい道のりでも先導して乗り越えるこの八咫烏をいつか必ず目的を達成するという事でこれまた崇められるようになったとの事、、。この八咫烏、日本サッカー協会のシンボルマークになってますよね、日本サッカー協会は何と昭和6年からシンボルにしているのだそうですよー、、。
御本殿のすぐに隣には那智山青岸渡寺が有り、裸形上人が観世音菩薩を奉納したのが始まりと、、。

天正16年に火事で焼失した物を18年に豊臣秀吉が再建したのが現在の本堂なのだと、この建物は400年以上たっているのです、、。この時に秀吉が寄進した大鰐口と言うご本尊前で拝むときに鳴らトすドラのような物が国の重要文化財となっています、。私も鳴らしてみましたが、古い物なのでか良くなりませんでした、、。
この後帰りの道路わきの熊野古道などを散策し、もう一つの私のハイライト、橋杭岩へ行くのでした、、、。

古道は整備されているところが多くとても大事にされているのが分かります、ふもとの方へ行くと集落の中の生活道になってるところも沢山ありますね、、。
さて、翌日は熊野大社と速玉大社ですね、、、。これも良かったですよー、、、。