別に誰かにつられたわけじゃなく、前から欲しかったものが偶然入手出来たって事、、。
実は結構前から持っていたりしたんだけれど、ここの所JASONやNASTUKIが立て続けに入手しててこっちが出すタイミングを逃していたのだ、、、。

この仕様の物を探していたんで、見つけたので即ゲットしました、、、。
W597と言う型版でどういう仕様かと言うと、、、。
先ず、トップ材が違うんです、、。
通常のはカバと言う木材をグラファイト樹脂でサンドしたトップ材なのですが、。
こいつはカーボングラファイトと言う航空機の羽根やF-1の構造材にも採用されているものが使われている。
なのでとっても薄いが強度が凄く有り張りのあるすごい鳴り方をするんです、、。

そして指版とブリッジの材質、、、。
ノーマルが茶色いウォルナットなのに対しこちらは漆黒のエボニーなんです、、。
なので見た目も締った感じがする、、、、。

このエボニー(和名黒檀、こくたん)高級ギターの指板としてはポピュラーな材で、、。
その理由はとても硬い材なのでそれが音に影響するから、、、。
バイオリン系の弦楽器にも使われています、、、。
そんなわけでよく締ったとても良い音がするんです、、サスティーンも有る。
白蝶貝のポジションマークもポイントで黒い指板との対比も素敵です、、、。
更にボディのバインディング、、ボディ外周に回っている装飾件補強なのですが、、、。
通常のAdamasは茶色い紐のような立体的な物なのだが、こいつのは普通の白い物が巻かれている、。
正直すっきりしていてこっちの方が好みです、、。
塗装色のブルーも普通の物より鮮やかな濃いブルー、、もちろんラメも入っている、、。
まだ有ります、それはボディの厚み、、、。
これ珍しいミッドディプスボウルというボディ厚なのです、、、。

Adamasは鳴りを求める方が多いのか巷では一番厚いディープボウルが断然多い、、JASONのもそうだ。
次に多いのはエレキからの持ちかえにも違和感のないスーパーシャロウボウル、、一番薄いのね、。
ラインがメインならこれが一番使いやすいのでバンド関係はこれが多いですね、、。
私のカスタムレジェンドもこのスーパーシャロウです、、、。
さて、このミッドディプスはその中間の厚み、、実はこれが生ギターにいちばん近い厚さなんです、、。
なので座ってて弾いてて違和感が無い、、もちろん立ってもです、、、。
生で弾いた時の音質もスーパーシャロウのようにチャラチャラ感は無くしっかりしたもの、、。
音量も十分に有るのでマイクで拾っても良いと思うくらい、、、。
これだけ探し求めていたものが揃うとやっぱり手が出ちゃいますねー、、。
ただね、本当は赤系のが欲しかったの、、そこだけねちょっと残念なのだが、、。
でもここで逃したらいつまた出会うかわからないので、、、。
これのお披露目は10月のJASONの地元木更津のライブバーミックの記念イベントになると思う、、。
それまでに整備やセッティングを詰めておきましょう、、、。