忙しくなる前に行った寿司、、いつもの店だ、、。
ここは女将が亡くなってから雰囲気がちょっと暗くなっているのと、やはり昨今の不景気でネタが落ちてきているのが心配である。
だが何とか頑張って親父と息子がよくしてくれるので月に何回か寄っているのだ、、。
なので一流店のようなネタは無いのだが、その代わりいつも安くておいしい物を提供してくれている。
 
 
いつものようにカウンターの端に座ると何も言わずにつまみが出てくる、、。
 
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大好きな〆サバ、、、。
日本酒が進みます、、いつも生の後5~6本くらい飲んじゃう、、。 
 
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段々が付いているのは包丁の峯でたたいているから、、絞まって固くなった身が少し柔く食感が良くなる。
江戸前の気遣いだ、、。
 
焼き物はサザエのつぼ焼き、、。
 
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サザエって生きている時は割と簡単に引っ張り出せるの、、蓋の隙間に指突っ込んではがす、、。なので中身を出して切り分けてから壺に戻してで焼くとほじらなくても肝までちゃんと食せます。
 
茶碗蒸し、、。
 
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さすがに寿司屋という事で中身は盛りだくさんなのだ、、ウニも入っていてこれがなかなか、、火の通ったウニもいいもんである、、。
昔食沢山べてるときはどんぶりで作ってくれたのですが、、さすがに今は無理ですねー。
 
今日は赤貝の良いのが入っていた、、。
 
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身は刺身でいいただきまして、、、。
ひもはひも巻きにしてくれました、、。
 
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これさっぱりでおいしいんです、、、コリシコの食感でかっぱとの相性もぴったり、、まさに江戸職人の知恵ですねー、、。
 
この後はコハダやウニなんかと、、、。
 
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お決まりのサビを効かせたかんぴょう巻き等、、、。
 
最後はやはりアナゴで〆ました、、、。
 
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ここまで私は何も注文していません、、、店にあるものでこちらの具合見て出してくれる、、。
だから安くておいしい物が出てくるのだ。
通いだしてもう15年になるだろうか、、、。
こういう店を持っているという事はある意味幸せなんだと思う、、何とか行けてるしね、、、。