すでに一般に広く浸透しているもんじゃ焼き、、、最近は地方でも目にする事が有るくらいだ、、。
しかしやっぱこれは下町の食べ物でしょ、、、東京はもちろん川崎なんかももんじゃ圏だ、、。
昔からもんじゃの専門店はあったが、やはり我々世代は駄菓子屋のもんじゃである、、。
だからどんぶりで出てくるとやりにくいてーの、、、おわんだよおわん、、、。
お椀でもしくは同容量やっているもんじゃ屋が10年位前までは数件あったが最近は全く見なくなってしまった。
なのでどんぶりだと3回くらいに分けて作ったりした、、だって土手なんか作らないもの、、、。
でも世の流れにはかなわず、、、最近は土手作ってます、、、でもね、、これだけは絶対に譲れないもの、、。
せんべいだけはちゃんと作ってますよー、、、。
昨夜はいこちゃんさんのホームベースであろう東向島の十一屋へ、、、。
ここき表向き居酒屋なのだが裏が鉄板焼きになってる、、。
なのでもんじゃ食べながら刺身や焼き魚、もつ焼きもつ煮が食べられるのだ。

あーもう食べちゃったねー、あわててパチリ、、手前は〆サバ奥は白子ポン酢だ、、。
これが鉄板の脇で食せる、、サロマ湖の殻牡蠣が300円、、、サロマ湖は現在凍っていてチェーンソーで穴をあけて引き揚げる、、船がいらないんですよー、、。
さていろいろ食べてさいごに、、何ともグロい見立てのもんじゃを、、、。

デジカメって時々凄い発色しますよねー、なんか毒々しいですが。
明太紫蘇にら、、、どーなんでしょ、、。

はいはい、土手作ってますよー、、、やだねー、、しかたなしかぁ。
で表題、、せんべいです。
世ではせんべいって最後に残って固くなったものっていうふうになっている、、。
でもね、これはまず最初に作るものなの、、はがしでうすーく鉄板の表面をなぞるようにしてねー、、。

こんな感じを何度か繰り返して厚くしていく、、、。

ほーら出来ましたよー、、、パリパリのせんべいです、、、。
昔の駄菓子屋もんじゃは一枚の鉄板に、我を我をと右手にはがし左手にお椀を携えた子供が取り囲み。
それこそ食べ終わって空いたスペースにエイって投入しないとなかなか食べられない、、。
そう、陣地取りなんです、、、なのでその陣地を確保、及び拡張するために薄く広げるべくせんべいをまず最初に作っていたのだ、、文化だよねこれ、。

この伝統的な手法を私は守っていく、そんな使命感を持って作っています(おおげさ)、、、。
でもこのせんべいがねー、、ちょっとしょっぱくってビールに合うんですよー、、、。
これ勝手に向島式と言っています、、、おためしあれ、、。