昨日は神田にて仕事の打ち合わせであった、、。
いつもならそのまま皆と神田の街へ繰り出すのだが、、、。
今回は4時前なので解散である。
 
神田も移り変わりが多いが老舗だってしっかりと残っている、、。
ここ浜よしも昔からの鴨料理屋だ、、。
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鴨は捕ってから一週間以上熟成させる、、1か月くらい熟成させることもあるようだ、独特の臭みも薄れ柔らかくなり味も美味しくなる。
ここの家は昔っからこの時期店の外に吊るしっぱなしにしてある、、。
都会も今の時期昼間でも10度以下なのでこれで良いのだろう、、。
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これ商店街の通りっぱなだ、、、だがさすがに一羽丸々もっていく奴はいないようで、、いつもこんな感じだ。
これも神田の冬の風物詩でしょうかね、、、。
 
さて神田に居てもしょうがないので移動だ、、浅草へ向かった、、。
国際通りにその目的の店が有る、、、かなり久しぶりの来訪である、、、。
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大正から3代続く老舗の多から屋さんだ、、。
ここは小奇麗なわけでもなく店主もかなり無愛想なので、、食べログとかだと評価がかなり別れる、。
だがちゃんとした客をしていれば出されるものはとてもおいしい。
メニューはここ天丼屋?って思うほど丼のメニューが多い、が、、わたしは飲むので、、ね。
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エノケン、ロッパも通った老舗、、なんて色紙が有ったり、、、本とに奇麗でないのだがなんか落ち着くのだ、。
 
先ずは天ぷらBだ、当いう事はAも有るわけなのだが、、Aはかき揚げが入っている、、。
これが直径10センチ厚さ5センチという代物で、、、外はカリッの中フワでおいしいのだが、、。
私の胃袋にはこれだけでいっぱいになりそうで遠慮してBにしたのだ、、、。
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エビ2にキス、野菜少々、、、900円はちと高いか?
でもこの辺の天ぷら屋からすると安い方なのだ、、、問題は揚げである、、。
油はごま油が入った江戸前、、香ばしくって私ゃ大好きなのだ、、、ごまで揚げない天ぷらなんてクリープ入れないですよ、、ね。
薄めの衣で華は咲かさない、、、じっくりと衣で包んで素材を蒸し焼きにする、、。
そう、ある名人が天ぷらは蒸し料理だと言った、、、正にそれである。
またこうすると中に油が入らないのでびっくりするほどカロリーも少ないのだ、、これ試してガッテンでやっていたのを見た受け売りなのだが、、これは年寄りにはうれしい。
 
という事でビールを次々に追加して、、どんどん注文だ、、単品は時価である。
女将さんの漬けたおしんこを挟みながら、、、。
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アナゴ、、、。
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これこれ、、20センチくらいのメソと呼ばれるサイズの物、、、アナゴはこれでなくては、、。
衣がサクッと、、中はふっくらと蒸しあがっておいひー、、、あービールがうめー、、。
 
キスにハゼだ、、。
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かわいく見えるがしっぽまで10センチくらい、、、。
ハゼは冬季だけの提供だ、、それこそ夏場のハゼでは小さくって売り物にはならないだろう。
 
これまで見てなんか足りないと思いませんか、、懐紙が無いんですよここ、、。
たぶんカラッと揚がっているからそんなものいらないってことなんだと思う、、。
事実皿には油そんなに付いていない、、、。
 
なにより私がこれだけ天ぷら喰ってもまだ食べたいって思う所が凄い、、そう全くもたれないのだ、、。
やっぱかき揚げのついたAにした方がいいかなー、、、まあ次回の楽しみとして今日はこれくらいにしておこうっと、。
ビール3本で4000円、、意外に時価の単品が安かったのか、、これなら満足だ、、。
 
これはいつかjasonを連れて行かねばである、、。