入手しました、、、私の知る中で(資料本含め)最古の固体です、、、。
前項で記したとおり、資料本Contax to Kievwで、おそらくこのキエフというカメラは一度ドイツ、ドレスデンから鹵獲したcontaxⅡの製造施設をキエフ市に移転しようとして失敗し、、。
その後分断された東ドイツで再建したイエナコンタックスからラインを1947年頃移設して製作し始めたという、、。
これは今までに1947年以前に製造されたキエフが確認されていないことから、あくまで仮説ではあるがほぼ確定ということである。

資料本Contax to kievでは47058という型番の固体が紹介されている、本中最古の固体だ、。
旧ソ連のカメラ、レンズの刻印されてる製造番号は最初の2桁が製造年の下2桁になっている。
今回私が入手したものは製造番号47052だ、、、そう1947年最初のロットの52番目の製造という事になる。

これゃとんでものないいものを入手したものだ、、、興味の無い方はどおって事無いのだろうが、、ファンとしてはすごいものなのだ、、。
特徴も47058と共通する分部が多い、、ただこの時期のものには沈胴式という収納時引っ込むレンズが付いているものだが、、これは50年製造の固定鏡胴というタイプに交換されてしまっている、、ここだけが残念だ。
この時期のものは結構イエナで製作されたものと思われる部品を使っている事が分かっており、、キエフの部品と混同してて固体ごとに色々な特徴を持っている、、。
これから内部を調査して行こうと思います、、、。
後膜がすこしトロイですが今でもちゃんと動きます、、、たいしたもんである、、、。