本当はコンタックスとキエフに付いて書こうと思ったのですが、、、その前にキエフの製造国旧ソ連のカメラの中で一番のお気に入りであるゾルキーを取り上げます。
ソ連でも大戦中など偵察兵器としてカメラを製造していた、、ご多分に漏れずライカのコピーだ、、。
これがゾルキー1型というやつで、、、昔はヨーロッパ旅行した観光客がこいつのネームをライカにしたものを御土産としてつかまされた事が多かったとか、、、。
で、改良を加えゾルキーは6型まで進化し、70年代中期頃まで生産されていたようです。
私の好きな物は5初期型、、ロゴが赤いことから日本では通商赤ゾルキーと呼ばれている物です。

バルナックライカを範としているのですが、少し幅は小さく、赤いロゴと共になんかかわいいんですよねぇ、。
時期的には50年代後半より作られていたようで、私と同年代なのもうれしい、、。
ゾルキー4というのと併買されており、4がノブ巻きで外観も簡素な物なのにレバー巻上げで、進化型というより高級版といったことなのでしょう、、、。
実は分解整備が大変な機種で(アルパほどではないが)上手に組み立てたと思ったのに初期ライカM3のように2回巻き上げになってしまったりします、,、バネを力技で組み上げないといけない部分で、、何かロシアの大男がえいやって組んでるんじゃないかと、、、本当にそう思います、、、でも実際の使用感は中々良いですよ、、。
なによりやっぱかわいいです、、、。