バシャンやシャインレイがOHVではないかとの情報が行きかっておりますが、、、。
師匠やたにやんさんのブログにも書きましたが、、、昔カワサキメグロSGに乗ってまして、、。
そのエンジンをバラした時のことを思い出しておりました、、。
Wシートにしたりハンドル低いのに変えたりで実用車をヨーロピアンぽくしてました、、、写真を探す物のこんな時に無い、、。
入手した時すでに15年ほどたっていたからエンジン全バラしてパッキン類を新調、組みなおしました。
その時の写真もあるのだが、、何処に行ったか???
仕方ないのでオクの画像を拝借して、、、。

メグロ系列でははじめての一体式のエンジンです、、、なんとかOHCに見せてますがぁ、、、OHVのままです。前作S8と中身はほとんど同じ物のようでした。
当時はまだアスベストのシール材が普通で、、シートを買い型をとって作り直しました、、(あぶねぇ体験だぁ)、、。
圧縮リングが限界近くて探し回ったのですがやはり無く、、Z200のピストンを削って入れようともしましたが、、、結局そのまま組んでしまいました、、、圧縮比も低いので実情問題はなかったです、、。
セルスタートですがエンジンの前に付いているものは、、、セルではありません、、、オイルフィルターのケースでフィンが付いておりオイルクーラーの役目も果たすすぐれもの?
セルダイナモと言うダイナモがセルになるなかなか画期的(軽やオート三輪に結構有ったらしい)な機構を持っていました、、、欠点は重くなると言う事で今はこのような機構は見無いですね、、、。

問題のプッシュロッドはこちら側に付いてます。
シリンダーサイドにまるでカムチェーンの通るようなスリットが有り、、ここにハーレーのようにV字にロッドが入ってます。
シリンダ下の丸いカバーの奥ににカムシャフトがあり、、その手前にポイントがあります、このカバーを外してポイント調整です、、つまりカムと同じくエンジン回転の1/2で回りますからプラグスパークの空撃ちが無いというこれまた秀逸な作りですなぁ、、、。
ヘッドにボルトでふたが付いていますが、、これあけてバルブクリアランスの調整が出来ます、、秀逸です、。
エンジン下ろすどころかタンクすら外さずに調整できます、、。
昔は材質もよくなくオイルも今のようではなかったからか1000キロ毎に調整してました、、。
面白いのはギアレシオで、、、4速なのですが、、1-2-3と少しローギヤードですが繋がりは普通、、、で、4速が一段高くなるオーバートップ(クルーズギア?)になっていて、、荷運びバイクのくせに100キロでの巡航は普通にこなし、、結構遠くまで走りに行ってもストレスなかったです、、。
ガソリンに正直なバイクでした、、、同じハイオクでも調子いい給油所とそうでない所がはっきり判る、,。
総じて貝のマークは良かったので今でもバイクには貝のマークです、、。
もちろん速くも快適でもないバイクなのですが、、、のってて楽しかった、、今の中華みたいかな、、。