再びファズフェイスを作ろうとしてまして

 

国産のトランジスタを使いたくてhFEの低いOランクの2SC1815をオークションで入手。

右側は昨日届いたトランジスタテスタです。

これで計測した結果110から135でした。120前後ですね。

 

データシートには

hFE classification O: 70~140, Y: 120~240, GR: 200~400, BL: 350~700

 

となってます。上限ギリギリってカンジです。

 

Yランクも入手するつもりですが、とりあえずこのOランクのトランジスタを使います。

 

完成したテスト用の基板です。

ケースに入れてスイッチも付ける予定でしたが、

ケースとスイッチもったいねーな、うん、裸のままで^^;

でも、これくらいの回路だったらブレッドボードでやればいいんですが、

ポットとの接続用にクリップ付きの配線が足りないので今回はこんなカンジで^^;

 

で、トランジスタ2つのコレクタに接続されている抵抗2つ。

これの抵抗値をいくつにするか?ですが、

半固定抵抗器でバイアスを調整する方法ではなく、

固定抵抗で自分好みのファズフェイスを作る!

が今回のテーマです。

別の言い方をすると

トランジスタのコレクタ側に半固定抵抗器を使わない

で、試行錯誤の結果、

手持ちの固定抵抗だと

 

1.初段のトランジスタのコレクタ側の抵抗値は33kΩ~39kΩ

 

2.2段目のトランジスタは5k6Ω~6k8Ω

 

に僕のスイートスポットがあるようです。

 

で、36kΩの抵抗が無かったので36kΩも試したいので注文したのですが、

36kΩにした場合、2段目のトランジスタのコレクタ側の抵抗値もズレてくると思うので

5k6Ω近辺の抵抗も注文しました^^;

 

よく、

2段目のコレクタ電圧は4.5vがヨイ、

とか

ジムダンのジミヘンモデルは初段1.35V、2段目5.65Vに調整している、

などなど。

 

言われてますが、自分で試して音を聴くコトが重要です!

 

初段のトランジスタの抵抗をhFEの高いシリコン・トランジスタの場合抵抗値を下げる人もいるみたいですが、

今回使ったトランジスタで22kΩにした場合、FUZZつまみ最大でもファズフェイス独特のローが出ず、

33kΩ(オリジナル定数と言われてますが)くらいから

これぞファズフェイス

という音になってきます^^;

 

話はちょっとズレますが、

人間はウソをつきますが、証拠としての音は残っています。

 

なので自分が出したい音があるのであれば、

音を出して確認するのがヨイ、かなー?

 

ジミヘンの機材はロジャー・メイヤーによって改造・作成されている、

という説が濃厚らしいのですが、

仮にロジャー・メイヤーがインタビューで回答してたとしても、

それを鵜呑みにしないで音で確認するしかないのかな、と思いました^^;

 

発注した部品、早く届かないかなー^^

 

では^^