積極打法が生んだ同点タイムリー　井川好投初勝利

～試合ハイライト～

大阪ドーム第1回戦　阪神タイガース×横浜ベイスターズ

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
横　浜	0	0	0	0	0	0	2	0	0	2	7	0
阪　神	0	0	0	1	0	0	0	4	X	5	14	1

▽ 勝敗投手：井川　1勝1敗

▽ セーブ投手：久保田　1セーブ

▽ 投手リレー：井川－久保田

▽ 本塁打：金本3号（1）

1点ビハインドで迎えた8回。2死ながら同点のランナーが2塁ベース上にいた。チャンスがありながらなかなか届かない1点。打線がもがいている間に井川が2点を失いビハインドに変わっていた。なんとしても同点にしたい場面。次の打者は井川で当然代打。この大事な場面を任されたのが林だった。林の持ち味は積極的に振っていくこと。初球こそ空振りしたが、2球目は確実にバット芯でボールを捕らえた。2塁走者が生還し、同点に追いついた。この一打が打線を活気付けた。藤本のタイムリーで勝ち越し、金本のタイムリーで突き放した。

開幕は大荒れだった井川が別人のような投球を披露した。テンポ良く横浜打線を手玉に取る。7回に逆転こそ許したが、それまでの6イニングは被安打、四死球ともに1つだけ。粘り強く投げる井川に打線が応えた。ヒーローインタビューで藤本がこう話した。「井川が頑張っていたので打ちたかった」うれしい今シーズン初勝利となった。

～1軍主力選手・最近の調子～

（絶好調）：金本　関本　浜中　林　江草