変化球を使いつつ藤川の直球を最大限に生かせるか
「世界一土産」はな~に? それは新球で~す。WBC日本代表の阪神藤川球児投手(25)が、WBC期間中にスライダーとチェンジアップを習得したことがわかった。23日、同じく代表の久保田智之投手(25)とともに鳴尾浜でチーム練習に再合流。帰国から1夜明けて、ブルペンでマスター中の変化球を披露した。日本代表のロッテ藪田らから学んだもので、シーズンでの実用化を目指す。 サンディエゴのムードを鳴尾浜のブルペンに持ち込んだ。凱旋帰国から1夜明け、藤川がいきなり豪球を投げ込んだ。伸びのある速球に交じえ、これまで見せこともない“新種”の変化球を試投。周囲は驚きの表情を浮かべた。 「極秘トレーニングを重ねてます。(内容は)言えません」。練習後、夕闇迫る虎風荘を出てきた藤川は笑顔でかわし、多くを語らない。時差ボケと戦いながら約4時間の練習。日本代表ステッカーを貼った灰色のキャリーバッグを引きながら、愛車に歩を進めた。 【なにわWEB より】 |
WBC代表に選ばれたものの、目立った活躍はなかった藤川。どちらかと言うか、2試合敗戦投手になっていたりで打たれたという印象しか残っていないのではないだろうか。
もともと先発で剛速球を投げる投手だったが回を追うごと球威が落ちるという現象があった。「短いイニングなら使える」 岡田監督に才能見抜かれて中継ぎに起用され開花。昨年は80試合登板の日本記録も樹立。ウィリアムス、久保田らと共に最強の中継ぎ陣を築いた。そのときの球種は直球にカーブ、フォークの3種類。これだけでも十分通用した。今年は研究され、打たれることを想定したのかキャンプ中にカットボールを習得。さらにWBCで横に曲がるスライダーと井川の決め球であるチェンジアップを習得した。
これで変化球は6種類。変化球が増えれば投球のバリエーションが広がる。ただ、藤川の直球が生かせなくなってしまうことだけは避けたい。藤川はあの直球があってのなんぼの投手。変化球が増えれば変化球に頼ってしまわないとも言い切れない。矢野のリードにもよるが、できれば直球を多く使って欲しい。変化球で空振りよりも、直球で奪う三振は見ているほうからしては面白い。藤川は直球とカーブの2つでもやっていけると自分は思う。
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