全員が1つになって辿り着いた世界一の頂 | Let's look up at the Blue Sky

全員が1つになって辿り着いた世界一の頂

WBC ~今日の日本代表~

優勝を決めマウンドに集まる選手たち 「三振にきって『ヨッシャー』で終わりたい」 と話したのは大塚だった。その大塚の言葉どおり、最後の打者は大塚縦のスライダーに空振りした。その瞬間、日本が世界の頂点に輝いた。全員がベンチを飛び出し、王監督を胴上げした。歓喜の中で選手たちは互いの肩をたたきあい、抱き合っていた。日本は記念すべき第1回大会優勝。どん底からはい上がり、頂点まで上り詰めた。



韓国戦で自らのエラーから失点し、敗れた。その悔しさを晴らすときがやってきた。1回、2死満塁。押し出しで2点を先制した後の場面。韓国戦ではリベンジをすることができなかったが、このチャンスで今江は見事センターへの2点タイムリーを打ってみせた。


ここまで日本のペースで来た試合が、キューバに傾いた。7回、なんでもないゴロを川崎が落球。そこから2塁打でチャンスを広げられ、連打で3点差。さらに8回にもまたも川崎渡辺俊にエラーが出て再びピンチを迎えた。優勝への緊張か、重圧なのか。最悪の流れをここで断ち切らなければならない。勢いの強いボールがセカンドほぼ正面を飛ぶ。これを西岡がうまくさばき、4-6-3の併殺を完成させた。西岡は珍しく、ガッツボーズをしてみせた。


今から思えば、一時は準決勝進出もほぼ絶望的な状態だった日本。そこから宿敵の韓国を破り、アマチュア最強軍団のキューバまで倒した。試合中でも苦しい場面を何回も切り抜けてきた。勝った試合は全員で喜び、負けた試合は全員で悔しがった。日の丸を背負った選手1人1人は、硬い1つの絆で繋がっていたように思えた。


MVPは松坂が受賞した。今の日本から1人のMVPを決めるのは非常に難しいイチローや4番の松中、再三の好投の上原、チームを救った福留、ホームランに好守多村、9回をしっかり抑えた大塚、好守で何度もチームを救った川崎・・・。候補は溢れるほどいる。それだけどの選手も活躍したということ。自分なら、MVPはチームを引っ張ったイチローかな。


日本やりましたね。最後は涙が出そうになるくらい感動しました。最高の気分です。日本のみなさん、感動をありがとう!!


~試合ハイライト~

サンディエゴ ペトコパーク 日本×キューバ


1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
日 本 4 0 0 0 2 0 0 0 4 10 10 3
キューバ 1 0 0 0 0 2 0 2 1 6

11

1


▽ 勝敗投手 : 松坂 30

▽ セーブ投手 :

▽ 投手リレー : 松坂-渡辺俊-藤田-大塚

▽ 本塁打 :



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