九割九分敗戦の窮地を救った中田執念の劇的ゴール
日本代表MF中田英寿(29=ボルトン)が価値ある1発を決めた。1-2と敗色濃厚だったボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、後半ロスタイムに同点ヘッドをたたき込んだ。03年6月のコンフェデ杯ニュージーランド戦以来、986日ぶりのゴール。5月末の直前合宿を前に、欧州組が唯一そろう一戦だったが、健在ぶりを強烈にアピールした。 飛び込んだまま、うつぶせで大の字になった。ヘッドで合わせたボールがゴールネットを揺らす。ヒデが決めた。ロスタイムの劇的同点弾。ジーコジャパンのエースが、W杯本番会場で執念と意地を込めた劇的ゴールでつめあとを残した。 03年6月のコンフェデ杯ニュージーランド戦以来、986日ぶりの代表戦ゴール。長い空白を埋める1発。柳沢ら仲間が笑顔で近寄る。「ありえない・・・」。背番号7が発した言葉はそれだけ。負けられない気持ちが、自然と体をゴール前に向けていた。うれしくないはずはないが、祝福の輪の中心で中田英はニコリともせず険しい顔をつくった。自らの得点には「何も考えてない」とはねつけ、チームへの課題を並べ立てた。 【nikkansports.com より】 |
昨日の試合をずっと見ていたのですが、大接戦でした。どちらかというと日本が押され気味だったのですが・・・。試合の最後の最後に劇的ゴールが待っていました。
前半は日本がボールを支配する有利な展開。なかなかチャンスは少なかったが、前半ロスタイムに中村のFKから高原が頭で合わせて先制。だが後半になると徐々にボールが奪われていく。球際に強く、攻撃が非常に速いボスニア・ヘルツェゴビナに苦戦。そして中沢がPKを与えてしまう。決して中沢がファウルをしたようには見えなかったが、審判はPKを告げる。この失点は仕方ない。流れを切り替えればならないのだが、その流れを断ち切れない。再三のピンチから、ついに逆転ゴールを許してしまう。仮想クロアチアに負けているようではW杯でクロアチアに勝てるわけが無い。窮地におかされた日本。後半の45分が経過し、3分のロスタイムへと入る。
2分半が過ぎた頃だろうか、ボスニア・ヘルツェゴビナの選手が負傷し立ち上がれない。刻々と過ぎる時間。プレーが再開された頃には3分のロスタイムはすでに経過したいたはず。おそらくこれがラストプレー。宮本が前線へとボールを送り、柳沢から中村が受ける。俊輔ならやってくれる。その中村はゴール前へとボールを送る。その先には中田英がいた。絶妙なパスに中田は頭から飛び込んだ。そのボールはキーパーが1歩も動くことのできないゴール右上に突き刺さった。
ボスニア・ヘルツェゴビナは本当に強かった。でも、クロアチアはもっと強いはずです。この試合はその意味でも重要だったのではないでしょうか。少なくとも負けなくてよかったです。もっとレベルを上げて、クロアチアに堂々と戦えるようになってほしいですね。
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