井川慶の今シーズンに懸ける思い
今年の井川はやっぱり違う! 阪神井川慶投手(26)が22日、初の実戦登板となった紅白戦で完ぺキなピッチングを披露した。ストレートの最速は147キロ。打点王・今岡との真剣勝負を制するなど2回をパーフェクトに抑えた。契約交渉で越年した昨年とは正反対。もはや確実な球団史上初の5年連続開幕投手へ、抜群の発進を決めた。 2回1死、打席に5番今岡を迎えた。井川はサングラス越しでも分かるほどハッキリにやけた。真剣勝負の合図だ。カウント0-2から5連続ストレート勝負。5球目、今岡にファウルにされたボールはこの日の最速147キロを計測した。最後は141キロのキレのあるストレートで左飛に打ち取った。 昨年の打点王を脱帽させる球威だった。今岡は「真剣に打ちに行ったんだけどね。来ると分かっていても打ち取られるストレートだった」と言う。今岡だけじゃない。初回先頭の藤本のバットをツーシームでへし折った。3番スペンサーは外角のストレートで見逃し三振。上体が反り返る悪癖は消え、変化球に頼ろうとする姿もない。打者6人を力で無安打に封じるパーフェクトな25球だった。 【なにわWEB より】 |
異例の契約更改の速さといい、今年に懸ける思いが伝わってきます。近年はそこそこの成績こそ収めているものの、エースとしては不十分な内容。「今年ダメだったら・・・」と、考えることもしたのではないでしょうか。
もともと、井川は球界屈指のストレートを持つ本格派です。僕が考えれば、一番良かったのはタイトルを独占した03年よりも、02年のほうがよかったと思います。勝敗だけでは14勝9敗ですが、凄いのは防御率と奪三振数。防御率は2.49、奪三振は200を6つも越えました。この頃の井川は本当によかったです。ノビのある直球に鋭く落ちるチェンジアップ。この緩急に打者はついていけませんでした。僕が阪神で一番最初に好きになった選手はこの頃の井川です。
その井川も04年から失速。10勝以上をマークしても防御率がついてこない。チェンジアップが抜けて痛打される場面も見飽きたのではないでしょうか? あの井川は、あのストレートは、あのチェンジアップはどこへ消えたんだ・・・
今年こそ、エースと呼ばれる投球をしてもらいたいですね。まずは開幕でジシッと抑えて波に乗りたいところです。新球もチャレンジしているようで、今年こそ期待できそうですよ!?
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