ブレーブス井川獲得に乗り出す フォーム矯正が条件
アトランタ・ブレーブスの大屋博行国際スカウト(40)は3日、阪神井川慶投手(26)のポスティング移籍が来オフにも認められた場合、獲得に乗り出すことを明言した。ただしメジャーで勝てるフォームに矯正すればとの条件つきだ。また球団からは沼沢正二取締役(47)が井川に対し、ファンへのメッセージ配信を要望。とりあえずは来季残留の決まった井川に早速、各方面から注文が飛び込んできた形だ。 オフにもメジャー挑戦の可能性が出てきた井川に、早くもブレーブスが獲得の名乗りを挙げた。この日鳴尾浜でのブ軍入団テストを視察した大屋スカウトは「素晴らしい投手だし、もし市場に出るなら当然参戦しないといけない」と明言。阪神がメジャー移籍を認めた場合、井川獲りに動く方針を明かした。 はいえ“無条件”ではない。今季は大事な試合で負けるなど、国内だけでなく米球界関係者の評価も落とした。大屋スカウトは「今の状態で行けば火だるまになる」。その上でチームメイトの藤川を手本とした“メジャーで勝てるフォーム修正”を条件に挙げた。 藤川投手のように角度をつけないといけない。角度のあった以前は、打者がストレートにも振り遅れていた。でも今は体感速度は表示速度以下。向こうで通用するためには、そのへんを見直して欲しい」 井川の場合、投球時に軸の左足が大きく折れて沈み込む。この影響でリリースポイントから打者の手元までのボールの軌道がほぼ平行なのだという。これでは直球の威力や変化球の精度は落ち、打者に威圧感もない。お手本は藤川。軸足で直立する時間を長く取り、上から叩きつけるような投法でこそ角度をつけた。さらに踏み出し足の幅を狭めたことで、より角度のつく投げ方になったと話す。 【なにわWEB より】 |
なんと、ブレーブスが井川を獲得に乗り出すとは。
想定外ですよ、こりゃ(流行語大賞使ってみる
でもやはりメジャーですよね、条件付というところが。
確かに最近の井川は直球に威力がない。
打者も全然振り遅れているという感じがないですしね。
井川が一番良かったのは2002年だと思う。
最多奪三振に防御率が2点台前半。
あのときは本当に直球、変化球共に凄かったんですけどねぇ。