松井残留へヤンキースは4年提示か
ヤンキース松井秀喜外野手(31)の契約交渉が、GM会議が行われている同地で行われた。松井の代理人アーン・テレム氏とヤ軍キャッシュマンGMらが会食。「目標には到達していないが、進展している」(テレム氏)と、交渉が大詰めに入っていることをうかがわせた。双方とも「残留」を希望していることからも、期限の15日までには決着しそうだ。 会談を終え、宿舎のリゾートホテルに戻ったテレム氏とキャッシュマンGMは、日米報道陣の前で2人並んで会見に応じた。テレム氏が「いい夕食だったし、建設的だった。いろんなことについて意見交換ができた」と言えば、同GMも「いい話し合いができた。今日は明らかに大きな1コマだった」と、互いに好感触を得たことを口にした。 交渉途中の段階でもあり、ともに契約年数・年俸など具体的な条件については明かさなかった。これまで4年契約を希望する松井側と、3年契約を基本線とするヤ軍の「誤差」を懸念する向きもあった。また、ヤ軍の提示額は平均年俸1000万ドル(約11億5000万円)の3年3000万ドル(約34億5000万円)が上限とされているが、平均年俸は1100万ドル(約12億6500万円)~1200万ドル(約13億8000万円)の攻防ともみられている。もっとも、同GMが「ヒデキも残りたいと思っているし、我々も残ってほしいと思っている」と話したように、双方とも「残留」が出発点。テレム氏の「目標(合意)には達していないが、進展はしている」との言葉は、「誤差」が解消に向かい、条件折衝が大詰めに入っていることの表れと言っていい。 実際、ヤ軍にとって松井の存在は、単に勝つために欠かせない戦力というだけではない。3年連続100打点、全162試合出場など成績面だけでも、今やチームの主軸であることに間違いない。その一方で、松井が持つ「付加価値」も、魅力のひとつ。松井が活躍することで、日本人ファンの観戦が激増し、日米両国でヤ軍グッズは大幅に売り上げを伸ばした。さらに、ヤ軍専門のケーブル局「YES」に対する日本のテレビ局からの放送権料、ヤンキースタジアム内への日本企業の広告料など、成績だけで測れない「貢献度」を考慮した場合、ヤ軍側が松井を手放す理由はない。 |
まぁ、心配しなくても松井は残留でしょう。
手放す理由やメリットも何も無いですしね。
来季もチームの主軸として頑張ってもらいましょう!!