8月9日(日本時間10日)、テニスの「シティ・オープン」の男子シングルス決勝がアメリカのワシントンで行われ、世界ランキング5位で第2シードの錦織圭(25歳)が世界18位の第8シード、ジョン・イスナー(30歳・米国)を4-6、6-4,6-4の逆転で下し、大会初Vを飾りました。これで錦織は夏の北米シーズン初戦で最高のスタートを切り、31日開幕の「全米オープン」制覇に弾みをつけたと言えます。
錦織の身長178センチに対し、イスナーはなんと208センチ。その差30センチは、テレビ画面でふたり並ぶと一目瞭然 、まるで大人と子供ほどの違いでした。
そのイスナーは、今年4月のマイアミ・オープン準々決勝でストレート負けを喫した
因縁のビッグサーバーです。この日の対戦でも、合計18本ものサービスエースを決められるなど苦しめられましたが、サービスリターンで粘り、得意のストローク戦に持ち込み、最後は見事に雪辱しました。
錦織は前日8日の準決勝でも、昨年の全米オープン決勝で敗れたマリン・チリッチを、3-6、6-1、6-4の逆転で破って、決勝に進出していました。
注目すべきは、準決勝、決勝とも第1セットを失い、第2セット、第3セットを連取しての逆転勝利という点です。
第1セッ トを奪われても、第2セットで追いつき、終盤の正念場・第3セットで踏ん張るという、その劣勢に動じない強さ――そこに私たちが学ぶべきものがあると思います。
テニスにかぎらず逆転勝利は、見る人の感動をより強く呼び起こします。成功哲学の
キーワードである「絶対に、あきらめない!」を、あらためて強く思い起こした次第です。
そこで、テニス川柳を1句。
「まだ行ける 終わってないよ ラブ・フォーティー」
会長より