<ナビスコ杯:浦和1-1G大阪>◇7日◇準々決勝第1戦◇埼玉

 浦和にとっては収穫ある引き分けだった。失点はセットプレーからのもの。国内初先発の2年目DF堤が相手FWマグノ・アウベスらを抑え込んだ。堤は「自分のできることと、できないことがはっきりした。ロングフィードやカバリングは自信があったし(この日も)良かったと思う」と確かな手応えを口にした。DF内舘はボランチとして2月24日のゼロックス・スーパー杯以来となる国内先発。「最終ラインより楽しかった」と果敢な飛び出しで先制点に絡んだ。3月3日の横浜FC戦以来の国内先発となったGK山岸は前半29分にマグノのPKを鮮やかにセーブ。オジェック監督は「初先発や、普段は90分出ていなかったりする選手がしっかりとチームに溶け込んだ」と満足そう。選手層の厚さを証明し、今後の過密日程克服への自信を深めた。



ドローとは言え、実質1-2でリードされている状況だ。収穫云々よりも悔しさのほうが募る。

しかし堤がマグノを抑えたという意識をもてたのであれば収穫と呼ぶべきだろう。また、一方でベテランの内舘も果敢に勝負をしていた。ベテランと若手が一体となった競争意識がスタメンを大きく欠いた試合でも結果をある程度残せるチームに進化させている。


しかしより大きな収穫はガンバのほうだろう。この試合に限っては。

他のサイトを見て知ったのだが、控えが1人少ない状態かつGKが2名も控えにまわっていたようだ。浦和レッズよりも完全でない状態で我らがホームで結果を残させてしまったのだ。


これは反省点として次、必ず勝ちにいこうではないか。