<J1:G大阪3-0大宮>◇第18節◇30日◇駒場

 G大阪が3-0の快勝で、着実に首位固めした。大宮の堅い守備に攻めあぐねたが、後半だけで3得点。後半18分にMF家長の8試合ぶりゴールで先制すると、MF二川、FWマグノ・アウベスが追加点を決めた。12試合連続不敗でクラブ記録を更新し、勝ち点40台に一番乗り。アジア杯中断前最後の試合でも圧倒的な強さを見せつけた。

 U-20W杯に参加中のDF安田、右太もも負傷のFWバレーが不在。控えだった家長、播戸ら、アジア杯予備登録の代表組5人が先発した。代表合宿終了から中2日。5月6日清水戦以来となる8試合ぶりの得点で口火を切った家長は、25~27日の日本代表合宿から大阪に帰った後に発熱。前日29日は食事もほとんど取れなかったという。疲労が残る中で底力を見せた。独走Vへ死角はない。第7節以来、12節にわたっての首位キープもクラブ史上最長。「思い描いていた最高の形」(西野監督)で、8月11日からのリーグ再開を迎える。



ガンバは順調だったと思う。補強も成功したと言っていいだろう。
ACLやA3から開放されればこのレベルの力をデフォルトで持っているチームだ。

しかし裏を返せば、ACLやA3での疲労でドロー地獄にはまっていた我々にお付き合いをしてしまった事で、突き放せなかった事は痛いだろう。


その痛さは秋以降知ることになる。