【W杯?試合採点】ギリシャ対コートジボワール(グループC) | サッカースパイクのブログ

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(フットボールチャンネル)

ギリシャ代表の採点

GK 1 オレスティス?カルネジス
 負傷交代、出場時間短く、評価不可。

DF 4 コスタス?マノラス 7点
 失点シーンこそ、やや軽い守備だったが、何度もカバーリングでチームを窮地から救った。

DF 15 バシレイオス?トロシディス 5点
 カルーにかわされることが多く、対人で不安定。また、失点のシーンでは、ボールウォチャーになり、ジェルビーニョをフリーにした。また、失点直後にも、似た形でボールウオッチャーになっていた。1失点ですんだのは、幸運だ。

DF 19 ソクラティス?パパスタソプロス 6,5点
 ヤヤ?トゥーレにあっさりかわされるシーンがあったものの、それ以外はコートジボワールの攻撃をシャットアウトした。

DF 20 ホセ?ホレバス 7.5点
 守備ではほぼ、ジェルビーニョを封じる。攻撃では、ポスト直撃のシュートを放つほか、ドリブルでチームに推進力をもたらすなど、素晴らしい活躍だった。

MF 2 ヤニス?マニアティス 7点
 体を投げ出してシュートブロックするシーンが何度もあった。ハードワークを欠かさず、中盤で奮闘した。

MF 8 パナギオティス?コネ
 負傷交代、出場時間短く、評価不可。

MF 10 ゲオルギオス?カラグニス 7点
 ポジショニングとパス精度が非常に良く、カウンターの起点に。また、クロスバー直撃のシュートも放った。

MF 16 ラザロス?フリストドゥロプーロス 7点
 カウンターのシーンでは、縦へのドリブルで何度も前線にボールを運び、積極的なシュートで、コートジボワールを脅かせた

FW 7 ゲオルギオス?サマラス8点
 相手のフィジカルが強く、パワーを活かしてのキープは少なかった。その代わり、ワンタッチの落としなどで、カウンターの経由地点になる。1点目も、サマリスのパスをワンタッチで落としアシストした。そして、後半アディッショ モンスタービーツ -ナイキ レブロン13 ルタイムにPKを獲得。プレッシャーのかかる局面だったが、しっかりと沈めて、勝利の立役者になった。マン?オブ?ザ?マッチ。

FW 14 ディミトリス?サルピンギディス 6点
 仕掛ける場面はあったが、そこまでインパクトは大きくなかった。

交代選手

GK 12 パナギオティス?グリコス 5.5点
 キーパーの途中出場というのは、難しいのはわかるが、キックミスが多過ぎた。

MF 22 アンドレアス?サマリス 7.5点
 ティオテのボールロストをかっさらい、サマラスとワンツーして、大きな先制点を決めた。他にも、縦パスを積極的にあて、攻撃でアクセントを与えた。

FW 17 テオファニス?ゲカス
 出場時間短く、評価不可。

コートジボワール代表の採点

GK 1 ブバカル?バリー 6点
 いい飛び出しで、チームを何度か救ったが、報われず。

DF 3 アルトゥール?ボカ 6点
 上がりはそこまで多くなかったが、後方からのパスで前線を援護。

DF 4 コロ?トゥレ 6.5点
 カウンターをデレイして防ぐことが何度もあり、最終ラインで奮闘していたのだが、自分と関係ないところで、チームは失点。

DF 17 セルジュ?オーリエ 6点
 質の高いクロスでチャンスを演出。

DF 22 スレイマン?バンバ 5.5点
 一対一で簡単にかわされるなど、軽い守備が多かった。

MF 9 イスマイル?ティオテ 5点
 パスミスして、相手に先制弾をプレゼント。軽卒なプレーだった。

MF 19 ヤヤ?トゥーレ 7点
 フィジカルの強さと、技術の高さを活かし、何度もギリシャのペナルティボックスに侵入するが、ギリギリのところでクリアされた。しかし、一番の脅威がこの人だったのは間違いない。

MF 20 セレイ?ディエ 6.5点
 タイミングの良い縦パスや、体を張った守備でチームに貢献した。

FW 8 サロモン?カルー 6点
 良いボールの受け方をするが、最後のパスが雑だった。

FW 10 ジェルビーニョ 6.5点
 そこまでスピードを活かせずシーンは多くなかったが、1アシストを記録。

FW 11 ディディエ?ドログバ 6点
 前半はキープ力などで存在感を発揮も、徐々に消えていった。

交代選手

FW 12 ウィルフリード?ボニー 7点
 積極的にシュートを狙い、同点ゴールを決めた。

MF 14 イスマエル?ディオマンデ
 出場時間短く、評価不可。

FW 21 ジョバンニ?シオ 4.5点
 サマラス倒し、PKを献上。軽卒なプレーだった。結果、チームはグループリーグ敗退した。

ギリシャ対コートジボワール 寸評

 グループC、最終戦、ギリシャ対コートジボワールの一戦は、立ち上がりはお互いスピードが上がらない、スローな展開になる。ただ、コートジボワールが徐々に、エンジンがかかりはじめると、攻めるコートジボワール、守るギリシャという構図がピッチに描かれ始める。しかも、ギリシャは前半のうちに、キーパーのカルネジスと、中盤のコネが負傷で交代するという不運もあり、やや不利な展開に。

 それでも、先制点を決めたのはギリシャだった。前半42分、コートジボワールのティオテのミスを突き、交代選手のサマリスがゴール。ギリシャが有利な展開になる。

 後半に入っても攻めるのはコートジボワール。対してギリシャはカウンターで、点差を広げようと試みる。ただ、結局、次にスコアを動かしたのは、優勢なコートジボワールだった。後半29分、交代選手のボニーのゴールで同点。コートジボワールが追いつく。

 このまま、同点で終われば、コートジボワールの勝ち抜けが決まるのだが、アディッショナルタイムのドラマが起こる。逃げ切りのために、投入されたシオが、サマラスを倒してPK献上。それをサマラスが決めて、ギリシャが逆転に成功する。試合はそのまま終了し、ギリシャは劇的な勝ち越し弾で、コートジボワールに勝利。決勝トーナメント進出を決めた。

(文:内藤秀明)