(日刊スポーツ)
横綱白鵬は、横綱日馬富士を上手出し投げで下し13勝2敗とし、史上3人目となる30度目の優勝を飾った。
関脇豪栄道は、大関琴奨菊を寄り切って12勝3敗とし、大関昇進を確実にした。豪栄道は、5度目の殊勲賞を受賞。三賞は11度目となり現役単独最多。日本出身力士8年半ぶりの賜杯に期待がかかった琴奨菊は、手痛い1敗で12勝3敗となった。
横綱鶴竜は、大関稀勢の里を寄り切りで下し11勝4敗。稀勢の里は9勝6敗。
前頭11枚目高安は、前頭4枚目豪風に引き落としで敗れ11勝4敗となった。千秋楽まで優勝を争いを演じた高安は2度目の敢闘賞を受賞した。
人気力士の前頭5枚目遠藤は、小結碧山を土俵際ではたき込み、8勝7敗で勝ち越した。
今場所2横綱を撃破した前頭3枚目大砂嵐は、前頭6枚目の妙義龍に寄り切られ、7勝8敗で負け越した。
十両は元小結、栃ノ心が13勝2敗で優勝した。栃ノ心は1敗の逸ノ城に本割、優勝決定戦と2番続けて勝った。
序二段は、7戦全勝同士の優勝決定戦で、同部屋の芝が高木を下し優勝を飾った。
幕下は力真、三段目は飛燕力、序ノ口は浜口がいずれも7戦全勝で優勝した。