猛暑電車 | 私は鶏になりたい

猛暑電車

千葉県に1983年全通した山万ユーカリが丘線という新都市交通システムがあります。

長らく乗ったことがないのですが先日遂に乗る機会がありました。

こんな電車です

ニュータウン開発業者たる不動産会社が運営する鉄道という、未だに唯一の交通機関。
部分開通は1982年。第三セクターによる三陸鉄道開業の2年前で、運輸省がなかなかウンと云わなかった模様。

ニュータウンのどこからでも10分以内に乗れることを目指したそうで、接続する京成電鉄の新駅も含め新規開業。

簡便なから無事故を誇っています。

が、簡便なため車輌に冷房がありません…

おしぼりと内輪が用意されて、これは使ったら返さず持ち帰れと指示付き。

小さい車体で冷房機も載せられず電力の余裕もないのかな…

窓全開、天井のラインデリアが全然効かないこと。

手すりのステンレスが熱くなっていて、夏休みの帰省で高崎線の115系電車を思い出しました。

昼間なので客は少ないが内輪が踊ります

でも、上級者は長袖です。

この登場大手私鉄でも京成電鉄はかなり冷房化率が低く冷房不要と判断したのかもしれません。

乗り心地は悪くありません。
バス路線もない地区に交通機関が出来たことを評価しましょう。

それにしてもちょうど同じ佐倉市のアメダスが37℃を記録した時でした。

乗り換えた京成(この車輌は京急)電車の有り難かったこと。

あって当たり前ではない。冷房有り難や。