名前だけは知っている | 私は鶏になりたい

名前だけは知っている

実はそういう人いっぱいいますよね

秋田魁新報2024年1月9日 2時8分 掲載 2024年1月9日 5時23分 更新 記事引用
ベッケンバウアーさん死去 「皇帝」、W杯制覇

【ベルリン共同】サッカーの西ドイツ(当時)代表の選手、監督としてワールドカップ(W杯)を制したフランツ・ベッケンバウアーさんが死去した。78歳。ロイター通信が8日、報じた。ミュンヘン出身。

 MF、DFとしてW杯に3大会連続で出場。2位、3位の後、主将で臨んだ地元開催の1974年大会は世界一に貢献した。代表は103試合14得点。所属クラブのバイエルン・ミュンヘンでは73~74年シーズンから欧州チャンピオンズカップ(現欧州チャンピオンズリーグ)を3連覇し、72、76年の欧州年間最優秀選手に輝いた。

 背筋を伸ばした優雅なプレーと統率力で「皇帝」と呼ばれた。DFながら攻撃にも参加するポジションを確立した。(後略)
 もちろんサッカー界で世界的に有名なことは解かります。

でも我々世代がこの名を知っているのは…はっきり記憶が無いですがCMで紹介されたから。
何のCMかすら覚えがないですが小学校の終わり(1973年)ごろで、ある時期サザエさんの途中で見たような…だから東芝の製品かな?(とても曖昧)

CM始まりから二人の男が出てきてアナウンスが『ボンバー・ミューラー。カイザー・ベッケンバウアー』と名前を読み上げて始まるのです。
サッカー選手らしいのは解かるとして、それほど推すのならONみたいな選手なのかな?くらいが子供には思えるくらい。

これが耳に残っているのは『ベッケンバウアー』のやたらカッコいい響きのせい。
野球のヤクルト→巨人の『グライシンガー』もやたらカッコよかったけど、同類。

ずっと後、社会人になって課長に『〇〇君、別件で!』と呼ばれると『ベッケンバウアー』がまず頭に浮かんでしまうのは。同年代の私だけでなかった。

小学校に戻って、当時は子供のスポーツ興味の対象は野球か相撲かプロレス。
サッカー、殊に海外のリーグの映像など三菱ダイヤモンドサッカーで見られるくらいだから、ミュラーにしろベッケンバウアーにしろペレにしろ見たことがある人は稀。
W杯の中継だってないんだから。

もう少し後の私が高校時代1977年でも同様でその時奥寺康彦さんが西ドイツでプレイしたってのは凄いことでした。

ボンバー(爆撃機)は2021年に亡くなりカイザー(皇帝)も一昨日に逝かれました。
プレイは知らなくて名前だけですみません。
合掌