財津の…どっちだっけ? | 私は鶏になりたい

財津の…どっちだっけ?

↑ヒジョーに非常識なタイトルですが、
この20年くらいそんな思い出し方だった物で…

コメディアン財津一郎さんが14日逝去された事が発表されました。満89歳。

私の小さい頃テレビの見始めから活躍していらした面白い人。

演技中突如奇声でギャグを叫ぶという事は、今嘴の黄色い若手(下手すると中堅となって良い世代さえ)芸人が安直に笑いを取ろうとやる拙技でありますが、
この人の『ヒジョーにキビシー!』や『昼に借りてもバンガロー!』は間が良いし一切衒いな感じられない。

他人を笑わせたい演者が自分で笑ったりはにかんで居ては、興醒め。

歌も上手い。植木等さんのように、コミックソングは歌が甘くないと形にならないが財津一郎さんは見事だった。

さて私が小学生の途中にチューリップ出て来て流行ったのだけど、最初はまだリーダーの名を売るという感じでなく、財津和夫さんの名を知ったのは1980年頃でないかな。

この頃オフコース都混同したりちゃんと覚えなかったのが、今も残る混乱の元。

同じ頃、財津一郎さんは喜劇の舞台より俳優としての活動が増えた。あれ?こんなシリアスな役をするの?って。

いま青年以下の人にはタケモトピアノのCMだけで知っているという人も多いでしょう。

何故か泣いた赤ん坊が泣き止むという不思議なCM。
『電話してチョーダイ』もギャクの一つでした。

白黒テレビの人気者がまた…

合掌