写真は判り易いのが一番 | 私は鶏になりたい

写真は判り易いのが一番

百聞は一見にしかず

人が言葉でくどくど説明するより一目で理解することがよくあります。

部活指導でも正しい理論を何遍説くことも大字ですが、できる人が実際やって見せると理解する。

その時理屈が全部理解出来なくても、実際出来る人が居る事実はとても励みになる。
それが年の離れたOBじゃなくて、一つ二つだけ違う先輩ならなお良し。


一応写真を趣味として、大学生の終わりごろ気づいたのは『写真は明るく撮るべし』。
ズームレンズやシャッター速度優先AEが全盛期で、寄る画角を選んだりリバーサイドフィルム使ったりやってみたけど、
以前から持っていたコンパクトカメラがF=1.4という明るいレンズだったのでASA400のフィルムを使うと滅多にブレない。
結局これがサービスサイズに焼く写真では一番見易い判り易い失敗しないのを学び悟りました。


なので状況を伝える写真は明るく判り易くなるよう心がけます。

神戸新聞NEXT2023/9/11 20:14付け記事引用
水がたまった巨大穴に軽自動車とパトカー転落、激しい雨で陥没か 運転の2人は窓から脱出 南あわじの県道

 11日午前8時半ごろ、兵庫県南あわじ市阿那賀志知川の県道で、通行中の軽自動車と県警南あわじ署のパトカーが陥没してできた穴に落ちた。

 同署によると、穴は長さ約5メートル、幅約4メートル、深さ約3・5メートル。水がたまっていたが、軽自動車を運転していた男性(46)とパトカーに乗っていた同署の巡査部長(26)は車の窓から脱出し、けがはなかった。穴は直前の激しい降雨でできたとみられる。

 同日朝、大雨による冠水の通報が同署に数件あり、巡査部長が急行中、さらに陥没箇所に軽自動車が落ちたという通報が入った。軽自動車が水没していたため穴が見えず、現場に着いたパトカーも落ちたという。

 この影響で、同県道津井-阿那賀間約3キロが通行止めになった。
 新聞記事のお手本のようなまとまった無駄も嘘も隠し事も感じられない文面。
最近の東京発の報道が忘れてしまった記事です。

文章に不満は無いのですが、突然車2台が嵌まるような穴が出来たって、どんな蟻地獄だ?
なぜ駆けつけたパトカーまで落ちた?と色々思う。

ここに一枚の県警提供写真が添えられていました。↓

おおーっ

確かに車2台が穴の泥水に浸かっている。

海沿いの崖を辿る道の舗装の下の土が抉れて舗装がらいきなり落ち込んで、泥水が溜まっている。
豪雨の中がけ崩れや落ちた車が見えているならとにかく、この穴を予測しろというのは無理に近い。

気の毒としか言いよう無く、二人のドライバーが脱出できたことがかなり幸運。

で、ちょっとドジっ子的で可愛くもある。
判り易い素晴らしい写真だ。

パトカーと巡査部長さんを救うクラウドファンディングがあったら応募したい。