入山瀬公園の保存車(1) | 私は鶏になりたい

入山瀬公園の保存車(1)

夏の間見えなかった富士山を見たいなあ…
 ↓
静岡県に用ないかなあ…
 ↓
ん?オハ35の展示車輌がある?

と、富士から身延線で3駅、入山瀬という味わい深い名の駅に着きました。

ホーム甲府方突端から見ると、こんもりした木の脇に上屋が

駅舎を出て右へちょっと歩くと何やら見えてきました。

とりあえず右にあるSL・D51を見ましょう。

相変わらず見方がよく分からないけど、逆転機回りを

上屋もあり可動部もよく磨かれ、鉄道施設以外では保存状態が良い方です。

スノウプロウが北海道配置であった証。

左が第4動輪、右が第3動輪。

鉄道の車輪にはご存知通り、フランジという脱線防止の出っ張りが回っています。
普通の車輌は車軸が台車に付いて、カーブに来ると台車が車体に対して首を振ります。

しかし蒸気機関車は並んだ動輪軸が車体に固定で首を振ることができません。
3軸以上動輪があるとレールに横圧をかけてしまいます。
D51の場合、第1~4動輪があり中間の第2、3動輪はフランジを低く薄いものにして横圧を軽減しています。

同軸が5軸のE10は第3,4動輪がフランジレスだという。青梅鉄道公園に見に行きたい。

説明板

このD51 943号機は戦時下昭和19年製造。
長万部、追分、岩見沢など道内を離れず1975年度廃車。
手持ちの車輛配置表には、昭和47年4月小樽築港、昭和50年4月は北見に配置とあります。

北海道好きには楽しいカマです。

さて私が見たいのは、脇にある客車。
これは稿を変えて