奔馬の如く | 私は鶏になりたい

奔馬の如く

ボブ・シーガーなんて誰も覚えてないかな…

アサヒコム2011年6月1日13時10分付け記事 引用

競走馬脱走、国道1号駆け抜ける 川崎~横浜4キロ

 1日午前8時ごろ、川崎市幸区小向仲野町の川崎競馬場小向厩舎(きゅうしゃ)で、厩務員に付き添われて練習馬場に向かおうとしていた牝馬(ひんば、2歳)が突然暴れ出し、厩務員を振り切って公道を走り出した。

 神奈川県警や川崎競馬組合によると、牝馬は近くの国道1号(第2京浜)に入り、幸警察署前などを通り過ぎながら走って南下。鶴見川を渡って横浜市内に入った。その後、厩舎から約4キロ離れた同市鶴見区佃野町の住宅街で、県警鶴見署員と厩務員が取り押さえた。

 県警には、通行人らから「馬が国道を走っている」との110番通報が集中。馬は途中で自転車の2人と接触し、1人が軽いけがをしたようだという。取り押さえた場所の近くに住む松下次朗さんは「騒がしかったので外に出ると、馬が警察官に取り囲まれていた。なぜこんなところに馬が、と目を疑った」。
6月初日の朝、出勤・登校時の一国を馬が駆けて行ったとは、ちょっと愉快。
第一京浜(R15)ほど車は速くないですが、多摩川沿いから渋滞で有名な遠藤町交差点だの幸署だの尻手駅なんか抜けて鶴見川も越えての捕物は見ものだったかも。
関係者の方、けが人の方お疲れ様でした。大きな事故にならずに幸いでした。

競走馬の脱走で思い出すのは、1996年1月25日に大井競馬場から脱走した「スーパーオトメ」号。
競馬場から首都高羽田線などを走って無事保護され、振るわなかったけど馬券は大人気でした。
引退後繁殖牝馬となり仔の一頭に「ハシルコウソクドウ」と名づけられたとか。
そういえばこの馬もデビュー前の牝馬でした。

しかし、もっと昔には1964年東京競馬場で皐月賞が行われたとき、当日出走予定の「サッポロホマレ」号が逸走して甲州街道を逃げたことがあるとか。
この馬は競争除外になったものの、それでも24頭立てだったとは、これも凄い時代でした(現在はフルゲート18頭)。

今回逃げた馬は名称未定だそうで、何かいい名前が進呈されるのでは?