国政は誰のためにあるの | 私は鶏になりたい

国政は誰のためにあるの

アサヒコム2011年6月1日11時34分付け記事 引用
内閣不信任案、2日採決へ 自公、1日夕にも衆院提出

 自民、公明両党は、菅内閣の不信任決議案を1日夕にも衆院に提出し、2日の衆院本会議で採決される方向だ。民主党の小沢一郎元代表に近い50人超が賛成する構え。民主党執行部は造反議員に除籍(除名)処分を含む厳しい対応で臨む方針だ。菅直人首相は1日の参院本会議で、6月22日までの今国会の会期を大幅延長する方針を表明した。

 自民党の大島理森副総裁は1日朝、不信任案を同日中にも提出する見通しを記者団に示し、「菅総理では災害復旧と復興、原発事故の処理に対応できない。これが一番大きな理由だ」と語った。

 1日午後3時から菅首相と谷垣禎一・自民党総裁、山口那津男・公明党代表による党首討論があり、自公両党は震災・原発事故対応や政権運営の甘さを指摘。終了後に自公党首会談を開いて不信任案提出を正式に決める。野党各党との党首会談も呼びかけて同調を求める方針だ。
これには民主党の小沢一郎元代表に近い50人超の衆院議員が賛成する意向(アサヒコム2011年6月1日5時0分付け記事 )というけれど、
代議士という輩はどいつもこいつもバカしかいないのか!

そりゃ菅政権の震災対応に完全に満足している人は居ないと言っていいでしょう。
実施した手数も少なく、誠に危うい綱渡りが今も今後も続く気がします。
だがこういう時、政敵だろうが味方だろうが善処案を次々だしてこそ政治家なんじゃありませんか?

菅総理が判断も出来ない、手も下さない、たまに唐突にスタンドプレーを繰り出すように見えるのは、国会議員をいや与党でさえ信用できないからなんじゃないですか?

昨夜のテレビニュースで、「我々の受けた災害を政争の具にして…」「永田町と地方の温度差がありすぎ」との県知事さんたちの嘆きを聞きましたか?皆さん怒る気も起こらない風でした。

4月の地方選でさえいまだ実施できる見込みの無い現状では無論総選挙は不可能。
つまりは解散権の行使できない現状で不信任を突きつけることは憲法違反ではないのか?
野党の方々、民主党の小沢氏一派の方々が「菅政権の招いた政治不信」とおっしゃるけど、不信を演出しているのはあんた等の方なんだ。
議席が政権が欲しいだけの政争をして、内閣に下らない対応をさせるのは今すぐ止めろ!
やったら地方が国民が本当に国政に背を向けるでしょう。

国民には野党も小沢一派も不信任案を可決したあとのどういうシナリオを考えているか判りません。
菅が降りたとして、次に誰を立てるの?「次」が菅より無能でない保証がどこにある?
本当に解散されたらどうするの?
私は原発事故二日目の20km避難指示の政府発表に似た恐怖感を覚えるのです。
これで国政が麻痺に陥ったら人災では済まされません。

そうなったら普通国内では暴動がおき、外国から侵略されて国が滅びます。
それは多くの史実の教えるところです。
天災じゃなくて、人災でまた国難を重ねるのは止めろ!