遂に戦車まで | 私は鶏になりたい

遂に戦車まで

アサヒコム2011年3月20日18時55分付け記事 引用
原発内のがれき除去に戦車投入へ 防衛省

 東京電力福島第一原子力発電所内に散乱しているがれきの除去作業のため、防衛省は、陸上自衛隊駒門駐屯地(静岡)に配備されている74式戦車2両の投入を準備していることを20日明らかにした。ブルドーザーのように、車両の前方に土などを排除する「排土板」がついているという。放射線が高い場所でも、隊員が車両内にとどまったまま作業できるメリットがあるという。

 74式戦車は、全長9.4メートルで約38トン。4人乗りで、最高時速は53キロという。 福島第一原発の敷地内には、多数のがれきが散乱しており、自衛隊が同原発3号機に地上から放水する際にも、大きな障害となっていた。省内で検討した結果、戦車の投入が決まったという。
’60年台生まれの私はこのところ、ヘリや特殊車両が次々投入される様を見ていると、サンダーバードみたいだなあと、ワクワクしてしまいます。

 高さ1000mの超高層ビルが地下駐車場の事故から火事になり、初期消火に失敗し放水車の消火活動むなしく燃え落ちてしまう。
 避難は完了していたから人的被害はなかった…と思ったら3人の親子が地下に閉じ込められていて、燃え盛るビルの瓦礫が膨大で現場に近づけず、窒息か地下室の崩落は時間の問題…
 そこで、消防が国際救助隊に救助を要請し、駆けつけた救助隊はまず戦車のようなジェットブルドーザーで瓦礫を押し退け、近くまで道を開いたところでジェットモグラで地下道に掘り進んで救助する…という回がありました。
 後はモグラが出てくれば完璧。

そういえばサンダーバードでは、超音速旅客機ファイヤーフラッシュが原子力エンジンのお陰で何度も事故になったり、オーストラリアの原子力発電所が爆発したり、放射能の恐怖が何度も危機の題材になっていました。
あれが現実になろうとは…

…こんなこと思い出すとは、震災で私は子ども還りしてしまったのかなあ…