忘れて欲しいと願った | にっちもさっちも認知症

にっちもさっちも認知症

独居の母が認知症になった(T^T)
被害妄想、幻覚、幻聴症状のある母と、上手く向き合うことが出来ないわたしの現在進行形の日記です。


2021.5.11の日記

これは下書き保存したまま

投稿しそびれていたものです。

多少内容が被っているかもですが

記録のために投稿しておきます。






認知症が進む母


年金が入る通帳も、保険証も

何度も仕舞い失くして

今回はとうとう見つからず

どちらも再発行の手続きをした。


その際母から「預かって」と頼まれ

私が持っている。


それを、近所の人たちにこう言う。


「通帳を取り上げられてお金がない」

「保険証がないから医者にかかれない」


運転免許も返納したから

郵便局も病院も連れていくのは私。


失くされて手続きするのも私。


なのにみんな、母に合わせて

「酷い娘」

「泥棒だ」

「女のやることじゃない」

と言うらしく

母は私に「みんながこう言ってるよ」と

怒りの電話をしてくる。


免許の返納についても

「まだ乗れたのに」

「あそこの医者なら上手くやってくれたのに」

と吹き込む人たち。


甘いこと言って

じゃあ母の面倒みてくれるの?

事故ったら責任とってくれるの?


水道光熱費が足りなくなるくらい使い込んで

私が補填したけど、返してもらってないし


うちに泊まっている間の食費やら

一緒に行った買い物の代金も

なんならぜーんぶ私が払ってますけど。


それを極悪娘みたいに言いふらし

真に受ける友達が居るかと思うと…


今のまだら〇ケ状態は一番辛い。

道端で立ち話程度の友達には理解し難いだろう。


いつか私のことが分からなくなったら

優しくできるかな。


母に私のことを忘れて欲しいなんて

願う日が来るなんて思わなかった。