先週はインド市場の調査のために、ムンバイ・デリーに行ってきました。

オンライン旅行サービス、写真共有サービス、総合ECモール、オンラインゲーム、広告代理店、携帯キャリア、及びオンライン求人・不動産サービスの企業を訪問させて頂きました。

人口は12億を抱えますが、その中での格差、10を優に超える公用語に代表される多言語対応、中央政府の統制が効きにくい地方分権など、サービスや政策が一気に普及するには乗り越えなければいけない障壁が、これまで事業展開をしてきた中国やベトナムとはやや異なる印象を受けました。

また、インターネットサービスでいうと、中国やベトナムでまず最初に発達したオンラインゲーム市場もまだ立ち上がっていないようです。
ネットカフェがまだ少ないことと、インドの非常に発達した映画産業の存在が、ゲーム市場の発達に影響を及ぼしていると感じます。

一方、投資家サイドの動きは、米国からの投資資金は早くから流入しているようで、インド市場を投資対象にしている投資家やファンドは200以上とのことでした。

ことインターネットサービスで言うと、市場の立ち上がり具合に比して投資資金が先に流れ込んできてしまっている印象は否めませんが、英語を自由に使える中堅所得者以上の層をターゲットにするようなサービスは、実用・エンターテイメント双方ともそれなりの市場規模はあると感じます。



中国北京ではたらくインターネットベンチャーキャピタリストのアメブロ-町並み

ムンバイの町並み


中国北京ではたらくインターネットベンチャーキャピタリストのアメブロ-車窓から

車窓から風景


中国北京ではたらくインターネットベンチャーキャピタリストのアメブロ-ムンバイの海岸線

ムンバイの海岸線


中国北京ではたらくインターネットベンチャーキャピタリストのアメブロ-インド門

ムンバイの名所インド門