新説三億円事件 | 孤独のブログ

孤独のブログ

薄っぺらな戯言



1991(平成3)年
フジテレビ系列「実録犯罪史シリーズ」
(金曜ドラマシアター)枠で放送された1編。
出演:織田裕二、山崎努、小林稔侍、伊東四朗、
丘みつ子、本田美奈子、竜雷太、高橋幸治、
坂上香織、美木良介、ベンガル、鶴田忍、
梅津栄、左右田一平、でんでん、山本紀彦、
小宮健吾、坂西良太、新井つねひろなど。
ギャラクシー選奨受賞作品。
第9回ATP賞'92「ベスト21番組」選出作品。

「「三億円事件」の真犯人は現職白バイ警官の
息子だったという仮説をもとにした
織田裕二主演ドラマ。
立川署少年課の氏家は「三億円事件」の
有力容疑者として非行少年マコトをマークしていた。
だが、氏家よりもっとマコトを疑っていたのは
マコトの父親で現職警官の大場だった。
徹底的に父に反抗的なマコトの背後には
得体の知れない中年男性タカヤの存在があった。
三億円事件の際に最後まで謎のまま残されている
現職白バイ警官の息子への疑惑をとりあげたが
事実に忠実なあまりラストの部分での父と子の
葛藤場面に不明確な部分が残されてしまったのが残念。




単発ドラマでしたが非常に印象に残る作品でした。