1989 第10回大会 ACミランVS ナシオナルメデリン | 孤独のブログ

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薄っぺらな戯言

 

 

相手に主導権を渡さない意識の

より強いナシオナル・メデジンの

奮闘により試合は戦前の予想と違い

両チーム無得点のまま3大会連続の

延長戦に持ち込まれた。

延長戦でも中盤における

厳しいチェックは共に緩むことなく

またもやPK戦による決着かと

思われはじめた矢先に

試合はクライマックスを迎えた。

 

最後の望みを託されたボールは

DFコスタクルタから

MFアンチェロッティを経て

FWシモーネへと渡り

さらにファンバステンまで

到達した。

テクニックに優れ、

スピードとパワーも備えた

エースストライカーの突進を阻止すべく

ナシオナルのDFエレラが

必死の思いで伸ばした足に触れ

ファンバステンはペナルティ・エリア内に

倒れたが、判定はフリーキック。

118分、これをMFアルベリゴ・エバニが

巧みなキックでゴール左すみに決め

熾烈な戦いに終止符がうたれた。

 
「オランダ・トリオ」の1人

ルート・フリットは、

右ひざ手術後のリハビリ中のため

出場しませんでした。

 

 

ライカールトとファンバステンが来日!

バレージ、マッサーロもいた

ACミランの黄金期。