KAZU　クラブＷ杯出場も！大会限定レンタル示唆!!

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　　Ｊ２横浜ＦＣの元日本代表ＦＷ三浦知良（４４）が２３日、古巣サントス（ブラジル）の一員として１２月のクラブＷ杯に出場したい意向を示した。南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯決勝は２２日、ブラジル・サンパウロで第２戦を行い、サントスがペニャロール（ウルグアイ）を２―１で下して４８年ぶり３度目の優勝を果たし、１２月のトヨタ・クラブＷ杯への出場権を獲得。カズは大会限定で期限付き移籍する可能性を示唆し、クラブＷ杯出場を熱望した。

　カズが南米王者の一員としてクラブＷ杯のピッチに立つ。この日、横浜ＦＣの練習終了後、カズはインターネット速報にかじりつき、８６、９０年に在籍した名門サントスのリベルタドーレス杯優勝を見届けた。「うれしいね。ペレがいたとき以来４８年ぶりでしょ。自分が最初にプロになったクラブだからね。サントスは特別。一番なんだよ」。だが興奮の理由はそれだけではなかった。

　「１２月、オレがベンチに入ってたらどうする？凄い広告になるよって言ったら、レンタル移籍もあるよ。ブラジルなら全然ありえる話だよ」

　「１２月」とは、サントスが南米王者として参加するトヨタ・クラブＷ杯を指す。その頃は日本ではリーグ戦も終了しており、横浜ＦＣでの活動にも影響はないだけに、短期間、レンタル移籍する可能性を示唆した。

　カズにとってサントスは、８６年、初めてプロ契約した原点のクラブ。２年に１回のペースでブラジルを訪れた際には必ずサントスのクラブハウスに顔を出していることもあり、クラブ幹部もカズの存在には一目置いている。関係者によれば、ブラジルでは大会限定のレンタル移籍は日常茶飯事。今でも日本随一の知名度と人気を誇るカズを獲得すれば、サントスが得る経済効果は計り知れないだけに、実現する可能性は十分ある。

　カズは０５年にもシドニーＦＣに４カ月間という特例の短期レンタル移籍でトヨタ・クラブＷ杯に出場。今も当時を「夢のような時間」と振り返る。サントス移籍が実現すれば、クラブＷ杯は６年ぶり２度目、しかも異なる大陸の代表としての出場となる。既にカズに近い関係者が今週末にもブラジルに渡り、サントスも訪問する予定だ。「楽しくなって来たね」。再びカズの周辺が騒がしくなってきた。。（スポニチより引用）