浦和本気!FW闘莉王!病床の母にゴール贈る | 2013 浦和魂!!-We are REDS-

浦和本気!FW闘莉王!病床の母にゴール贈る

 浦和の日本代表DF田中マルクス闘莉王(26)が10日、紅白戦でFW役を務め、リーグ戦序盤の天王山ともいえる13日の鹿島戦(埼玉)で、腸結石の緊急手術を受けた病床の母マデルリさん(52)に勝利とゴールをささげることを誓った。一方の鹿島は、本職のセンターバックではなく、ボランチや3トップで起用されている闘莉王がライバルの弱点になると断定した。


 運命の決戦を3日後に控えた紅白戦。大雨の大原グラウンドにどよめきが起きた。


 「1対1で負けていたら試合になんねーぞ!」闘莉王は周囲を大声で叱咤(しった)激励し、後半開始から永井、エジミウソンと3トップを形成。前線で厳しいプレスをかけ、空中戦では絶大な強さを発揮した。右足で強烈なミドル弾を放つ姿は本職さながら。Uー23日本代表MF細貝が「起点になるし、簡単にボールを失うことはない」と感嘆する完成度を見せた。


 3連勝を飾ったリーグ戦ではボランチ先発で驚かせ、5日の磐田戦後半からはなんとFWにコンバートされて1得点1アシストの大活躍を見せた。エンゲルス監督が緊急テストした「闘莉王シフト究極版」は、打倒鹿島の秘策。絶好調の闘将には、うれしいコンバートでもあった。


 「母が結石で手術を受けたばかり。ブラジルに帰りたいほど心配。明日も検査がある」。故郷ブラジルのパルメイラ・ド・オエシチで、愛する母・マデルリさんが激痛を訴え緊急入院。内臓の結石が原因で、今週緊急手術を済ませたという。経過は順調というが、05年冬には心臓のバイパス手術を受けている。


 磐田戦のゴール報告で喜ばせたものの、「逆にあなたのプレッシャーになっているんじゃないかしら」と気を使われた闘将は「またゴールを決めて勝ちたい。鹿島にはいろいろと借りもあるから」と燃える。忘れもしない昨年11月24日、鹿島戦。相手2人の退場で圧倒的優位に立ちながら0―1で敗れ、最終節に逆転Vを許す呼び水となった。目指すは2戦連続弾と勝利。母親の全快にリベンジをささげる。(報知)


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