ただいま帰りました。1時少し前です。これから録画しておいた「結婚しない男」を観るんですが、今日はその前にこれを書きます。


清峰高校!!甲子園出場おめでとう!!

よくやった!ばんざい!ばんざい!


相手はあの強敵、波佐見高校。早くから、決勝の顔合わせは順当に行けばこの2校だろうと思っていましたが、しっかり結果を出してくれました。

先発の冨尾投手はわずか「被安打2」の完封勝利!少ないチャンスでしたが、主砲木原が基本に忠実なセンター返しから先制点を叩き出し、回の先頭打者に立ったキャプテン広滝は甘い球(その初球)を逃さずにセンターへホームラン!!2対0で勝利!


いやいや、でも8回はぎりぎりしました。冨尾がへばってきたのか、四球でランナーを溜めて、更に死球で2アウトながら満塁のピンチ。打席には相手チームのキャプテンである3番打者です。長打を食らえば逆転もありえる場面。

この打者、冨尾のスライダーに合わず空振りをふたつしました。僕はこの時、「間違ってもスライダー狙いの裏をかくなどと言ってストレートを投げるなよぉ!?」と懸命に祈りましたよ。プロでもこういうケースはよくあって、解説者が「合ってないのにどうしてそっちを投げるんでしょうねぇ?」などと言っています。彼はスライダーを誘ってなんかいない。単にスライダーを打てないからバットに当たらんのだよ。来た球は全部打ちたいと思ってしゃかりきになっておる。だから、妙な色気を出さずにここはやっぱりスライダースライダー、そして最後もスライダーだぞぉ!!!!と願いました。バッテリーはちゃぁんとわかっておった。よかった。スライダーで空振り三振っ!!ここがこの試合の唯一最大のピンチでした。


試合後、広滝が泣いていました。センバツの準優勝校ですから、負けたら何を言われるかわからないというプレッシャー。勝って当然という周囲の期待。その中でキャプテンとしての責任を一人背負っておったわけです。思い起こせば、その前の準々決勝。1点ビハインドの終盤に、走者一掃の3点タイムリーを放ったのも広滝です。そこから清峰は一気に打線の大爆発を見せたのですから、彼の存在の大きさが知れます。


ともあれ、本当によく戦ってくれました。大本命と言われた戦前の予想通り、甲子園への切符をもぎ取ってくれました。対戦相手は「俺たちだって!」という思いを胸に全力でぶつかってきますから、その中で、ディフェンディングチャンピオンとしての力を存分に発揮して勝ち進んでくれました。

本当におめでとう。


さぁ、甲子園だ。

春に忘れてきたものは、この夏もそこにあるのです。君たちの折れない心と、誰にも負けない練習と、堅実なプレーがある限り、必ずや夢は叶うはず。


抽選は8月3日です。


それにしても、清峰の内野陣は素晴らしい。特にショートの佐々木はプロから声かからんかな?よく取る上に、取ってからが早いもんなぁ。うん。


清  峰

001 001 000


波 佐 見

000 000 000