この国はますますわからない。いったい、誰が何のためにそんな事をするのか?
数日前も、溝ブタが大量に盗難に遭うというニュース。このケースはどうも換金目的だろうからまだわかり易い。でも売ったって二束三文だろうに・・・。今日の夕方も、都営住宅の上階から交差点で信号待ちするタクシーに卵を投げつけるという事件をやっていた。性質が悪質で陰湿。
昔、尾崎豊が歌った「♪ぬ~すんだバぁイクではぁしりだす♪」くらいは超可愛いいたずらに見える。「♪夜のこぉ~しゃ窓ガラ~ス壊して回ぁった♪」はちょっといけないけど。
金属片の話だ。最初、宮城県と聞いたのが、「埼玉県で自転車の中学生が何針も縫うケガ」と言ってるから「え?別の場所でケガ?」となり、各地で起こっている事を知った。
なんだ、それは?
もしやと気をつけてニュースを聞いていたら、なんと我が長崎県でも70ヶ所?だとか。
これをどう捉えたらいいのか。
これははっきり言ってテロ行為だ。その事によって何らかの損害・被害が起きることが予見できる、またはその蓋然性が高いと知りつつ行なっているわけだから。そして、損害・被害が生じた時に果たして誰が得をするのか?普通に考えていたずら目的の愉快犯だろうとは思うが、そのやり方が実に巧妙だ。もっと大きな物体を使えば被害は大きくなるが、それは未遂に終わる可能性も高い。
彼らはそうしない。
バナナの皮を使って転倒させようと思った場合、道の真ん中に置いても失敗するだろう。曲がり角のような死角を選ぶとか、あるいは自分が通過して大丈夫と思わせ、その隙に忍ばせるとか、そうなりやすい状況を狙う。
ガードレールという、何の変哲も無い場所に、人の視界から一段下(死角)の、かつ身体に触れる可能性が高い位置にそれは仕込まれた。あの仕込み方は、通過する自転車(あるいは通行人)にとどまらず、当然、連鎖事故の引き金になりうるものだ。通過直前に金属片を認めた自転車はブレーキが間に合わず、あるいは咄嗟に車道に逃げる格好になり、近くを通過中の車両に影響を及ぼすだろう。隣接車線にはみ出したり、中央線をまたいだりすれば連鎖的に車両事故がおきる事は想像に難くない。
僕は思った。これは、ひょっとして「ネットの負の側面」が出たのでは?だ。日本全土にわたって同時多発的にほぼ突発させることを可能にする道具といえば、「ネット」である可能性は極めて高いのだ。
ある掲示板内で「何か面白い事やろうぜ」というような会話が交わされ、様々な手法が議論され、意見がまとまり、方法が練られ、その参加者が募られ、実行日が決められ、そして決行された・・・とすれば、その参加者達は今頃大いに盛り上がっているに違いない。
冗談じゃない。我ながら背筋がぞっとしてきた。このやり方は、極めて危険なのだ。こんなことが成功すれば、つまり、犯人が捕まらないまま終われば、彼らは必ずエスカレートしていく。ケガでは済まないいたずらをきっとやり始める。
考えすぎだろうか?
