問題を解く力とは
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
問題集を使って勉強する場合、問題を解いた後正誤を確認しますよね。正解した問題、実は3種類にわけることができます。
1.間違いなく正解する自信があった問題:問題に関する知識がバッチリ![]()
2.さっぱりわからない問題:全っ然わからなくて勘![]()
3.自信はなかったんだけどなんとなくわかる問題:知識をひねり出してなんとか答えを選択![]()
1.→「知っている知識」が多ければ多いほど、問題にヒットする確率は高くなります![]()
2.→「勘」の裏に「勘」を支える知識が潜んでいるかもしれません!!!(何かあるとは思うのですが・・・)でも、やっぱり勘です
毎回あたるとは限りません。
3.→答えをひねり出すために、今ある知識で「考える」。実はこれができるかどうかは、試験で得点できることに大きく影響します。それに「看護師にとっては必要な能力」なんです![]()
1.の持っている知識が多いうえに、「その知識をもって考える力」があれば鬼に金棒
です。
「知識をもって考える力とは?」ズバリ!答えを導き出すために自分でヒントを出すことができる力![]()
これこそが「問題を解く力」なんです![]()
実はみなさんすでに実行しています(じゃぁそんなに張り切って言わなくても
ねぇ)
「応用」ってやつです。
例えば、左不全について勉強したとします。
左心機能が低下するということは、左心室から十分に血液を拍出できないわけで、血液が左心室に送られてくるのに拍出できないってことは、左心室の前にある左心房が渋滞するってことで、さらには左心房の前の肺も渋滞するってことは呼吸が苦しくなるわけで・・・
左心不全のメカニズムがわかったとします。
さて、右心不全は?
「右心不全はまだ勉強してないからわかりません
」とはならず×
左心機能の低下によって起こることを参考に、右心に置き換えて考えますよね。
コレなんです!これこそが応用ってやつです!
試験問題の中には、それに関する知識を丸ごともっていなくても答えられる問題があります。
今ある知識を「わからないこと」につなげて「考える」→え~とぉ、こういうこと・・・なの・・・か?
想像する、推測する。左心不全をヒント
にして、右不全について考える。このつなげる作業が大事なんです![]()
今ある情報を使って今後を予測する・・・このフレーズ聞いたことありませんか?
そうです!アセスメントです![]()
持っている知識を使うチャンスがあればあるほど、知識をどう使えばいいのかを学ぶことができます。
実習では、「何か共通することがあるなぁ」と思ったら、前の実習記録から参考になることはないかを見直してみたり、以前に経験したこと現在の受け持ち患者さんにあてはめて考えてみたり、持っている知識を使ってあれこれ考えてみましょう。アセスメント力を確実にアップ
させます。
試験勉強が実習に、実習が試験勉強に役立つんですね。
だって、どちらも看護師になるための勉強ですから![]()
ところで、どうやったら「つながり」を見つけられるの?答え:自分で作るんです![]()
そのためには、問題を使って勉強する際、関連のある項目(問題)を集めて解いてくださいね![]()
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