「私は看護師に向いていないと思う」
看護師になるための勉強アドバイザー☆上田由香里です
看護師に向いている人ってどんな人だと思いますか
看護師に期待される能力とは、あらゆる場面で適切な看護ができる能力です。
ということは、その能力を持った人が看護師に向いているということになるのでしょうか?
看護に必要なものは「人を気遣う心」です。まさに「ケアする心」です。
気分がすぐれないように見える方に「大丈夫ですか」と声をかけたり、忙しそうな人に「手伝いましょうか」とお手伝いを申し出たり、どなたかが何かを落としたら「コレ、落とされましたよ」と知らせたり。
私は、人を気遣う心が看護の基本だと思っています。
とすれば、看護学校で看護を学ぶ前から、すでに「看護」を経験しているんですね。看護を提供する側も提供される側も。
では、看護学校で学ぶ看護とは何か?
看護の専門家:看護師になるための看護です。
看護学校では、すでに持っているケアの心や生活体験に専門的知識や技術を加えていくんですね。
この「専門的」な部分を学ぶのが授業であったり、実習であったりするんです。
看護学校で習う知識や技術は「専門的」とはいえ、ほんの一部、概要です。
つまり、看護師の資格を取ってから「看護の現場で看護を実践する」ことで、「あらゆる場面で適切な看護ができる能力」を養っていきます。
どの看護師さんも、最初から今の能力を持っていたわけではありません。経験に経験を重ねて今があるのです。
実習で自分の思うようにいかなくてもどかしく感じたり、指導されるたびに「なんで私はこんなにできないんだろう」と落ち込んだり、他のみんなは気付くことに気付けなかったり
そんなことが続くと「私は看護師に向いていないのかも」と思いたくもなりますよね。辛いと思います。悩むと思います。
ただ「私は看護師に向いていないのかも」と思うときは、「私に足りない何か」に気付けるチャンスなのかもしれません
でも足りないものばっかりじゃないんです。自分にしかないものもあります
それって、自分にしかできない看護があるってことなんです
看護師に向いている人ってどんな人なんでしょう
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