特定看護師
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
看護学校に入学してすぐ、解剖学・生理学の授業が始まりますね。
「こんな難しい授業、最初にやらないでよ~」と思ったことはないですか?
看護学校に入学したからって、急に看護脳になるわけじゃないですもんね。
看護学校で勉強する科目は大きく3種類に分けられます。
1.基礎分野:心理学、哲学、文化人類学、英語など
2.専門基礎分野:解剖生理、疾病論など
3.専門分野:看護学(看護論)
看護学(看護論)を学ぶための基礎知識が、基礎分野と専門基礎分野です。
患者さんに適したケアを提供するためには、「患者さんに適したケアとは何か」を知る必要があります。
患者さんに適したケアを知るためには、「患者さんを知る」必要があります。
「患者さんを知る」とは?
目に見える情報だけでなく、目に見える情報をもとに身体や心の中で起こっていること、もしくは起こり得ることを把握するということです。
そのためには、上に挙げた基礎分野、専門基礎分野の学習が必要になるんですね。
患者さんを知る=対象理解ができてこそ、効果的なケアを提供できます。
現在、医療全体の質を高めていく「チーム医療」を推進することを目的として「特定看護師」という新しい職種を作ろうという動きがあります。
特定看護師は「看護プラス医療、患者さんを治療できる看護師」という役割を担うと言われています。
新しい職種を創設しようとする動きがあるということは、医療現場においてそのニーズがあると言えます。
つまり、医療の場において「患者さんを治療できる看護師」さんを必要とする場面があるということです。
看護師の業務の範囲について、年々見直しが図られ、看護師が実施できる診療の補助技術は増えています。
ですが、これらは手技として「できる」ことが目的ではありません。
例えば、薬剤を注射するとします。
もちろん、正しい方法で確実に与薬するということは大前提ですが、「注射をする」ことが目的ではありません。
その薬剤が患者さんにどのように影響するか(効果、副作用など)を知ったうえで、ケアをすることが大切です。注射の後も大切!
効果を知っているからこそ、その効果が得られているかどうかを判断するための観察ができます。
副作用を知っているからこそ、観察の時期、副作用出現時の対処方法がわかります。
「この薬によって何が起こり得るか」を知る。
そのためには、前に述べた基礎分野、専門基礎分野の知識が必要となります。
難しい話に聞こえるかもしれませんが、お伝えしたいことは
解剖生理、疾患の勉強も大事だよ~!ということです
説明が簡単になったところで(?!)、必修と一般のヒミツの関係で看護技術に関する問題に引き続き、解剖生理に関する問題も紹介していきますね
( ̄□ ̄;) ハメラレタ!!! と思わないでくださいね( ´艸`)
何よりココロが元気じゃないと(*^ー^)ノ
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