8年も前の事になりますが、東京湾奥でサワラが60ヒット、ワラサが15ヒットしたと言う、記録的な当たり日がありました。
船内は魚河岸状態で、処理し切れないサワラがゴロゴロ転がっている状況。



まだ東京湾奥サワラゲームが、一部のアングラーにしか知られていない頃でした。
その時に一番ヒット率が高かったのが、O.S.Pのルドラ。



もともとはバス用ルアーですが、高速ジャークでも飛び出さない事が口コミで伝わり、対サワラルアーとして使われて始めたのでした。
あれから東京湾奥サワラゲームは全国的に有名になり、今やシーズンになるとボートを予約するのも大変な状況…。
相変わらずルドラ、ヴァルナは人気ですが、他にはピンテールのサワラ、サゴシ、ブローウィンなど、表層でジャークさせるルアーがド定番になってます。
これがピンテール



このへんの定番ミノーは、サワラーのタックルボックスには必ず入っていると思います。
私も釣行のたびに少しづつ増えていき、今ではかなりの数をストックしています。

しかーし!

せっかく揃えたミノー系ですが、昨年あたりからサワラ釣法が劇的に変化し始めたのです。

それが、ブレードジギング!

テールにブレードが付いた小型ジグ系を使って、ジャーキングはあまりせずにサワラを釣る方法です。
また昔の話で恐縮ですが、10年以上前に「釣りビジョン」で「関西シーバス研究所」と言う番組があり、その中でバスに使うスピナーをシーバスに応用したら、魚は釣れるのか??
と言う企画をやってました。
当時はかなりチャレンジな企画でしたが、釣果が良かった事もあり、そこから商品化されたのが邪道の「クルクル」!
多分、日本初のシーバス用スピンテールミノーの誕生です。
邪道と言う名の通り、当時はまさに邪道扱いのルアーだった訳です。
番組を観てハマった私は、早速購入!
10年前のボートシーバス初デビューの時に、初めてのショアシーバスをお台場の埠頭でゲットした時のルアーがこの「クルクル」でした。
下の写真はバージョンアップ版のクルクル逆襲。



でもその後、ストラクチャーをタイトに攻めるたびにロストしたため、使わないようになっていました。

そのスピンテールが、時を経て、ついにサワラゲームで爆発!
最初は広島(瀬戸内)あたりで使われ始めたのが、徐々に北上し、東京湾では湾央の水深が30〜40mあたりで使われ始めたっぽいですが、昨年辺りから徐々に湾奥でも使われ始め、今シーズンでは普通に使われるようになりました。
ただし、元祖のクルクルではなく、アクアウェーブから出ている「メタルマジック」が主にブームを牽引しています。
クルクルはバイブレーションからの派生ですが、メタルマジックはジグからの進化ですね。



我々、千葉西ポセイドンも昨年の後半あたりから使い始め、今季は実際に釣果も上がっています。
しかもこのブレードジグは、サワラのみならず、普通の青物や真鯛などにも有効である事が分かって来ました。

名付けて「ブレードジギング」!

なんか、ブレードランナーっぽい良い響き!
これだけ色んな釣り方があるのに、まだ新しいジャンルが出てくる事が凄い!
考えてみると、バスフィッシングからの転用が多いので、これから「ラバージグで黒鯛を釣る!」なんてのも、出てくるのかな?
昔、アラバマリグ(アンブレラリグ)が紹介された時にいち早くシーバスで試してみたら、一度に3尾掛かって大変な事になった経験があります。
これがアラバマリグ。
スナップには、それぞれジグヘッドワームを付けます。


これにもしサワラが複数掛かったら、一体どんな事になるんでしょうねー(笑)。
このリグの欠点は、魚が掛かったあとでグチャグチャになったワームを元に戻すのがちょ〜面倒くさい事。
ジグヘッドをセットし直してる間に、時合いを逃します…。

話は脱線しましたが、ブレードジギングのメリットはシャクリがいらない事。
タイラバみたいに巻いてくるだけなので、ワンピッチジャークなんて出来ない初心者でも楽チン。
体力が持続しないオジサンたちにも、優しい釣りなのです。
まだまだ検証は必要ですが、ダイソージグをブレード付きにカスタマイズして、格安のブレードジグでワラサを釣る事も出来そうです。
あまり深場では底が取れないため、だいたい水深30〜40m位までで、50g程度までの小型ジグを使用。
着底したら高速、低速織り交ぜて、ただ巻くだけと言う手軽さです。
なので、タックルにあまりこだわらなくても、どれにでも適応出来てしまいます。
従来は湾央あたりでルアー五目をやろうと思うと、キャスティング、ジギング、タイラバと3種類ほどのタックルを持ち込んでいましたが、極端に言うと1タックルでも良さそうな位、汎用性があります。

ちなみに最近整理した、私のブレードジギングチームのボックス。



左から
ヘキサーハーセン(Palms)
ヘキサーB(Palms)
メタルマジック(アクアウェーブ)
ジグパラスピン(メジャクラ)
その他
冷音(邪道)

です。
ヘキサーハーセンと冷音にはテールにブレードを付けたり、メタルマジックもフックを強化してあります。
このあと、マキッパ(メガバス)、ブレードショーテル(シャウト)を順次追加する予定です。
ブレードジグは比較的軽めのラインナップが多いので、60〜80gのものも用意しておくと良いですね。

次回の釣行では、このブレードジギングをメインに、どれくらいの魚が釣れるか?を試してみたいと思っています。
まだまだ、奥が深そうですね。