今のところ、医療費が出ていくばかりだけれど、
入ってくる(返ってくる)お金もある。
①がん保険
軽めの医療保障にがんだけやや手厚い保障がついた掛け捨ての保険に入っている。
・がん診断給付金 100万円
・がん手術 20万円
・放射線治療 20万円
・入院 5万円(1日1万円)
合計 145万円
この保険には結婚直後に入っていて、20年以上になる。
出産時の帝王切開でも確か10万円の保険金が出た。
保険料は1ヶ月3000円弱だったので、
今回でしっかり元を取れたのが地味に嬉しい。
②住宅ローンの団体信用保険
オプションで三大疾病特約をつけていた。
三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)になるとローン返済が免除。
つまりローンがチャラになるということ。
オプションは金利が高くなるため不要かと当時は思っていたが、
まさかこんなことになるとは。提案した夫に感謝!
ローンは夫と共有で組んでいたので、
夫のローンはもちろん残るものの、
私の分だけで約1,500万円が返済免除になる見込み。
これはローン元本の金額なので、金利を含めた総返済額ではさらに数百万が浮くことになる。
仕事は変わらず続けていくつもりだけど、
再発など今後何があるかわからない。
その点では一つ肩の荷が下りたような気がする。
この三大疾病特約は、ローンの借り入れ時しかつけられないうえに、ローン契約時の年齢にも制限がある。(私のローンは45歳まで)
さらにこのローン返済免除とは別にがん診断の一時金も10万円も支給されるらしい。
保障内容からすると、がん保険よりある意味割りのいい保険だと思う。共働きでローンを組む方にはぜひおすすめしたい。
③高額療養費の限度額適用
これも期待していたが、入院費を含めても結局限度額までに収まってしまったので、恩恵に預かれなかった。
あとは会社の健保組合の付加給付があるようだけれど、よくわからないので追って追記予定。
④医療費控除
3月から乳がん関連の出費が始まったので、
2023年の医療費控除を最大限利用するつもりだったが、
①の保険金のうち診断給付金以外(45万円)は医療費控除から差し引く必要があるようだ。
ということで、免責額の10万円を合わせて55万円を超えないと医療費控除は受けられないため、まず無理だろう。
①の②の保険金請求に必要な診断書を書いてもらうには、1通5,500円の費用と3週間の期間が必要。退院時に依頼したものの、保険金が下りるまではまだまだかかりそうだ。