お金の話(医療費) | 淡々と…40代後半・乳がん記録

淡々と…40代後半・乳がん記録

2023/4/1乳がん告知、5/1手術、5/17確定診断(乳頭線管がん、ホルモン陽性、グレード1、ルミナールA)、5/18ホルモン療法開始、7月から放射線治療。現在はタモキシフェン服用。仕事はフルタイムで継続中。
乳がんとは穏やかに淡々と付き合っていければと思います。

乳がんに罹ってから支払った医療費。
こんなに払ったのは出産以来?
いったん、退院した現時点で振り返ってみる。

ルミナールA、ステージ1、
部分切除(乳房温存)の私の場合、

細胞診  3,880円
針生検  7,960円
告知後マンモ等  13,620円
MRI    9,900円
CT    9,360円
手術前検査、胸帯等 10,630円
入院・手術  239,290円 ※差額ベッド代含む

その他小額の診察費などを合わせると、
これまでの合計額は 301,930円。

そして今後の費用としては、
放射線治療費が、5,000円×25回で125,000円。

これは言わば胸の温存費なので全摘であれば不要。
もし再発したらこの費用と25日間の労力が水の泡だ。
私と同じ病状でもきっぱりと全摘を選択する人もいる。
全摘して保険適用で再建するという選択肢もある。
悩んだが今の私にはその勇気はなかったし、
医師からも特に全摘を薦められることもなかった。
再発がないよう祈るしかない。

なんとかコストダウンを図りたいが、働いているため高額療養費の上限額による恩恵は受けられそうにない。
せめて医療費控除で少しでも取り返したいところ。

幸い、これまでの費用は医療保険の保険金で賄える。
毎月3,000円ほどの保険料の小さな保険だが、出産時の帝王切開や今回の乳がんで何倍も元をとった形になった。