(つづき)

コーディネーターさん(と並ぶ私の妻)を見失わないよう、院内を進んでいきます。弁護士さんも不慣れな様子です。この病院は初めてなのかもしれません。途中、院内にはコンビニのほか、理髪店の側をもあったりするのですね。

血液系診療科の受付に着くと、また、ホール兼食堂のところで少し待ちます。コーディネーターさんが、調整医師を呼ぶようです。

間もなく調整医師のN先生も到着され、確認検査の時と同じ部屋に通されます。
コーディネーターさんと研修生さん、調整医師さん、弁護士さんと、私たち夫婦の合計6人が入ると、かなり狭くなります。

妻用にもう1冊、「ドナーのためのハンドブック」をコーディネーターさんにいただきました。私には1枚メモを。
「こちら、先日お問い合わせいただいた、Aさん(私のこと)の骨髄バンクの登録日です。」
10年以上前に登録したつもりでしたが、間違っていました。適合通知が届いた時が、ほぼちょうど7年目だったようです。(このブログの最初の方の記事のタイトルに、Day -2711とうのがありますが、これは採取日からさかのぼってカウントした、骨髄バンクの登録日を表しています。)

いよいよ最終面談のスタートです。
コーディネーターさんからはあらためて、ドナーになっていただくのは強制ではなく、あくまでAさん(私のこと)の自由な意志でご協力いただける場合のみですので、とお話をいただきました。今日面談に来ていただいたからといって必ずドナーを引き受けなければならないものではなく、実は気が変わっていたり、迷いがあったり、ということであれば断ってかまいませんください、とのことでした。

「ドナーのためのハンドブック」の内容に沿って、あらためて造血幹細胞ドナーとはどのようなものか、どのような協力が求められるのか、の説明がコーディネーターさんから行われます。私(ドナー候補者)に対する説明ではあるものの、むしろ同意者である妻への説明、という面が大きいかもしれません。
ハンドブックでかなりのページ数にわたる事項を、しかも丁寧に説明するとなると大変です。聞いているだけの側でもなかなか根気が必要です。途中途中、立ち会い人の弁護士さんが、ドナー側の視点で質問をはさんでくださいます。

集中して説明を聞いていたのですが、トイレががまんできなくなってきたので、いったん休憩を入れていただきました。
病院到着が面談予定時刻直前になったため、面談開始前にトイレに行っておこうか迷いつつ、行かずに済ませてしまったのが良くなかったです。

(さらにつづく)